GAINAX 総 監修 ビジ ュ ア ル ・ ガ イド ブッ ク
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エヴァ ン ゲ リオ ン ・ ク ロニ クル 新 訂 版 週刊 エエ ヴァン ゲ リオ ン s クロ ニク ルポ
[発行 日 ] 2010 年 7 月 20 晶 に [ 発 行 ] 株 式 会 社 デア 〒104-0045
東京 都 中 央 区 築地 4-7-5 築地 KY ビル R O N | [発行 人 ] 小河原 和 世
[編集 人 ] ク [チー フエ デ 安部 翠 [印刷] 大 日 本 印刷 株 式 会 社 i @2010 K.K.DeAgostini Japan Allrights reserved. 2 [編集 協力 ] 株 式 会 社 ウィ ー ヴ (石川 久保 詩 本 多 ら な ) [監修 ] 株式 会 社 ガ イナ ックス @GAINAX・ カ ラ Project Eva. @GAINAX
く < オリジナ ル 版
遠藤 智子 佐々 木 ] 市 川 拾 文 ノ 深野 洋 一 (M.C.) ズ 射 尾 卓弥 ノ 森 下 直 親 ト ( 島 田 英明 角田 正明 ) 河野 幹 哉 安 川 純 喝 ノ 田中
米良
倫 、 Mechanic Sheet メカ ニッ ッ シ ー ト i 徒 了 アラ = 0 @ 書 店 向 (
第 15 使 徒 ア ラ エ ル 1 01-04 人 03
ー1 4 四 03-5212-5312 る 読者 サー ビス セン ター 関 般 的 な 0570-008-109 月 一 金 10:00 商品 は 2007 年 1 (発売 :
Character Sheet キャ ラッ ター シー ト
105-08 Cc
和 、Installation Sheet ィ ン ス タレ ーション シー ト
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用 語 辞 典 了
週刊 エヴァ ン ゲ リオ ン ・ ク ロニ クル
企 画 書 25-26 JA AS LE | ます 。 エ ヴァ ン ゲ リオ ン 大 百科 を 完成 診 s の に 不可 欠 な 特製 バイ ンダ ー トピ ックス RR させ る の に 不可 欠 な 特製 バイ ンダ
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『 http : /www.evastore.jp/
る
ヒト の 心 を 膝 い た 天空 の 使徒
FIFTEENIH ANGEL
ARAEL -= ト
UNKNOWN ation by Hirofumi lchikawa
Ilustration by (twinbell) Tokiko Yuzawa
まき か 、 使 徒 は ヒト の , 心 を 知 2 うと し て いる の ?
(赤木 リツ コ )
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ヒト の 精神 の 奥底 に まで 接触 し た 使徒 す コ プア 部 分 周辺 [これ 以上 心 を 犯さ な いで ! | 一 一 セカ ンド チ 衛星 軌道 上 に 出現 し た アラ エル 。 EVA 弐号 | ヽ N
ルド レン の 絶叫 が アラ エル の 特殊 な 攻撃 方 法 機 に 精神 攻撃 を 仕掛 ける が 、 EVA 零 号 機 の 投 =
を 物語 っ て いる 。 これ は ヒト に 対す る 一 種 の 接 拠 し た ロン ギ ヌ ス の 槍 に よっ て 残 減 さ れ た 。 に
触 と も いえ る が 、 結果 的 に 対象 の 精神 が 侵食 ユダ ヤ の 伝承 に お いて 、 アラ エル は 鳥 を 司
され 、 EVA は 活動 停止 に 陥っ た 。 その た め 操 "る と いう 。 また 、 ソ ロモ ン の 契約 に お いて は 神
縦 者 を 直接 狙っ た 精神 攻撃 と も と れ よ う : の 光 の 意 を 持つ ウリ エル の 別名 と も され る |
別 ご 時 ロン ギ ヌ ス の 檜 AT. フ ィ ー ル ド に 対す i 還 知 流 : ア ス か ラン グレ ー る 買 通 能力 を 有 す 置 EVA 弐 号機
EVA の 攻撃 可能 範囲 外 で ある 衛星 軌 。 アラ エル の 放っ た 可視 波長 の エネ ル ギ 零 号機 が 投 拠 し た ロン キヌ ス の 檜 は 衛 W 道上 に 身 を 置き 、 操縦 者 へ の 一 方 的 な 一 波 は 、 操 綻 者 の 秘め た 心 の 最深 部 ま 星 軌 道上 に まで 届き 、A.T. フ ィ ー ル ド を 理 使 徒 精神 攻撃 に よっ て EVA を 無力 化し た で を も 暴き 、 その 自我 を 侵食 し て いく 。 突破 し て アラ エル を 消滅 させ る
手 本 避 m と 3 | エ と と @ m a ろ に と m 到
| 可視 波長 の エネ ルギー 波
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NR その 発 光 す る 次 は 、 第 16 使 徒 アル ミサ エル 、 南極 で 発見 さ れ た アダ ム と され る 巨人 も また 同様 だ が 、 詳細 は 不明
く は ヒト と の 接触 手 フィ ー ル ド を 活用 し
i 選 た 大 出力 ポジ トロ ン ライ フル 改 の 射撃 を 防い で いる ,
N ッ 、 EEEE2E 思 |
鳥 で いう 、 く ちば し の よう な 先端 部 分 の 裏側 に 位置 する コ ア 。 そ の 部 分 に むき 出し で 浮い て お り 、 衛 星 軌 道上 と いう 地 の 利 を 理解 し て か 、 コ ア の 隠蔽 や 防御 は 施さ れ て いな い
NERV 側 が 運用 する 兵器 の 射程 や 威力 を 知 る か の よう に コ ア は 無防備 て 事実 、 EVA の
通常 兵器 は 通用 せ ず 、 ロン ギ ヌ ス う オ ー パ バー テク ノロ の 識 減 され て いる
EEEEEETEZE]| |
ヒト の 自我 侵食 を 引き 起こ す 精 神 攻撃 。 照射 直後 より 精神 汚染 が 開始 され 、 精 神 回 路 を 引き 裂 い て 自我 を 侵食 し て いく その 結果 、 EVA を 活動 停止 に 追い ナ 込ん で し まう 。 これ は MAGI
カス パー に より A.T. フ ィ ー ル ド に 近い も の だ と 分 析 さ れ て いる また 、 LC.L. に よる 精神 防壁 は 触媒 と し て の 効果 すら 発揮 せ ず EVA に と っ て 防ぐ 手だて は な か っ た と 考え られ る
Fa 肉眼 で 確認 で きる エネ ルギー の
| ら か の 精神 流 の て
と は まる で ヒト の 精神 波
長 を 探 の よう だ と 赤
木 リ ツ コ は 独白 し
名 波長 の エネ ルギー 波 を 受
記憶 さえ も 強引 に 暴 か れ と な る よう だ
衛星 軌道 上 に 出現 し た アラ エル は その 場 に 静止 し 、
NERV 本 部 か ら 一 定 距離 を 保つ 。 迎撃 の た め 出 撃 し た EVA 弐号 機 が 長 々 距離 射撃 に て アラ エ ル を 狙っ た 際 こ 、 可視 波長 の エネ ルギー 波 を 過 射 。 同機 に 精神 攻 撃 を 開始 する 。 その 際 に バッ クア ッ プ で 出撃 し た EVA 零 号機 か ら 攻撃 を 受け る も 、 A.T. フ ィ ー ル ド の 展開 で 防御 し 、 精神 攻撃 を 続行 。 弐号 機 の 活動 停止 に 成功 する が 、 零 号機 に より 投 抑 さ れ た ロン ギ ヌ ス の 栓 に よ っ て A.T. フ ィ ー ル ド ご と 貫 か れ 、 残 減 さ れ て し まう
舞 送 協
ロロ 堆 < と ヌ か a 槍 を
弐号 機 の 長 々 距離 射撃 照準 中 に 、 射程 園 外 よ り 可 提 波 エネ ルギー 波 を 照射
対し て 精神 攻撃 を 仕掛 ける
ス の 槍 が 貫い た 瞬間
淫 導 ミロ NIS
4 体
ら 使徒
の 上 を
虚数 空間 へ の 取り 込み に て 接触
可視 波長 の
エネ ルギー
波 に て
接触
侵食 と 融合 に て 接触
llustration by (tw Tokiko Yuzawa
ヒト の 姿 に よる 対話 と 触れ 合い に て 接触
n 内 | 店 m る ヨコ
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キャ ラク ター シー ト
haracter Sheet
3rd Children
人 シン
SHINJI IKARI
D24-05
SHINJIIKARI
キャ ラク っ 0 I haracter Sheet HINDIIKARI
@ 個 人 情報 B
名 前 可 シ ンジ
年 齢 14 歳
国籍 日 本
生年 月 日 | A.D.2001/06/06
血液 型 | A 型
所 属 NERV/EVA 初 号機 専属 操 技 者
ーー 他人 の 顔色 を 気 に す る シ ンジ が 明る い 表 情 を 見 せる の は 珍し い 。 笑顔 と いえ ど も 愛想 笑い に 近い 表情 を す る こと も 多い 彼 は 、 誰 に 対 し て 心から の 笑顔 を 向け る の だ ろう
「 自 分 の 価値 が 欲し い 。 誰 も 僕 を 捨て な い 、 大 事 に し て くれ る だ け の 」 一 一 サー ド チ ルド レン 、 碗 シン ジ は 自ら の 存在 理由 を 求め 続け た 。 初 号機 専属 操 / 給 者 と し て 戦闘 を こなし 、 勝利 を 重ね て いく シン ジ 。 // 順調 に 成長 し て いる か の よう に 見 えた が 、 その 精神 世界 で 心 の 断片 を 見 る 限り 、 彼 の 内 面 は 非常 に 不 安定 な まま で あっ た 。 幼い 頃 か ら 愛 情 に 飼え て いた こと に 加え 、 EVA に 乗る こと が いつ の 間 に か 当然 の 如く 扱わ れる 環境 に 、 彼 の 心 は 違和感 を 覚え て いた の か も し れ な い 。「 誰 か が 自分 を 認め て くれ て いる ]」 と いう 確信 こそ 、 シン ジ が 湯 望 し て いた も の だ っ た 。 そん な 折 、 自 分 を 拒絶 し て いた は ず の 父 に 褒め られ た と いう 事実 は 、 父 へ の 感情 に 変化 を も た らし た よ うだ 。 父 の 言葉 を 自分 へ の 青 定 と 受け 取っ た シン ジ は 、 EVA 搭乗 に 対し て 積極 的 な 感情 を 持つ よう に な る 。 自分 を 捨て た 父 を 憎み な が ら も 、 一 方 で 無意識 に 父 か ら の 愛情 を 求め る と いう 、 背 反し た 心理 が シ ンジ の 中 に 生ま れ た と 思わ れる 。
また 、 他 人 の 中 に 心 の 拠り 所 を 模索 する シン ジ は 、 他 人 を 求め な が ら も 他人 に よっ て 傷つく こと を 怖 れ る と いう アン ビバ レン ス も 抱え て いた 。 信じ て いた カラ ヲ ル に 裏切ら れ た こと は 、 その 心理 を 傷つく こと へ の 恐怖 に 傾 か せる に は 十分 すぎ る 出来 事 だ っ た の だ ろう 。 し か し 、 心 を 閉ざし た 彼 を 立ち 直ら せ た の も また 、 他 者 と の 対話 で あっ た 。 シン ジ に は 初 号機 を 媒介 と し た 多く の 人 間 と の つなが り が あり 、 そ の つなが り が 自分 を 形成 し て いる の だ と 気づい た 時 、 彼 は 補完 の 方 向 性 を 決め る 重要 な 役割 を 果たし た 。
精神 世界 の 中 で 自分 の 内 面 と 向き 合 様々 な 思考 が 錯 線 す る 世界 か ら は 、 彼 の 重く 生々 し い 苦 1 る
\c 身 部 TrY テ アロ ユニ メーH . で 記 衝 る 難 と 事 層 生 べり 叶
Vi
ー{ 平 常時 の シン ジ は 感情 を あま り 表 に 出さ な いた めか 、 こ の よ ほ 情 の な い 顔 が 散見 され る 。 ひと 内 向 的 思考 に ふけ る こと も 多 だ 。 他人 を 寄せ 付け な い 満た され な い 心 の 表れ だ
= 人 物 相関 図
側面
惣 流 ・ ア スカ ・ ラ ング レー
一 袖 を まく り 上 げ 、 サン ダル を 履 。 洋服 に は あ * 性 質 な の か も し れ な い 。 また 、 普段 は あま り 見 られ な い が 、 時 に
り ザイ ン の キャ プ を 被る こと も ある よう だ
関 画 征 琴
昌 綾 波 レ イ で EVA 零 号機 の 専属 操 政 惣 流 ・ ア スカ ・ ラ ング レー ) 座 者 。 EVA 操縦 者 の 下 葛 城 ミサ ト 適性 を 持つ 最初 の 被 験 者 で あり 、 ファ ー ス トチ ルド レン と 呼ば れ る
1ーT シ ャ ツ に ハー フ バ パン ツ と いう 、 動 き や す さ と 過ごし や すさ を 突き に
©⑤GAINAX・ カ ラー/Project Eva.@GAINAX・ カ ラー/EVA 製 作 委員 会 D24-06
キャ ラク ター シー ト haracter Sheet
SHINJIIKARI
| HINJIIKARI =
冬 月 に 対し EVA に か れ て いた 。 息子 を 見 つめ る 瞳
が 与え た も の
D24-07
ー! ゲ ヒ ルン に 連れ られ て きた 幼い 頃 の シン ジ る
ユイ の 引 味 な の だ ろう
あと 彼 の 眼前 に よる ユイ て の 始ま り と が 発生 する ,
シン ジ の 母 、 礎 ユ イ の 墓前 で ゲン ドウ と 会 話し た 際 、 母 の 顔 は 覚え て いな いと 話し た シン ジ 。 し か し 、 第 12 使 徒 レ リエ ル と の 戦闘 時 や 、 初 号機 搭乗 中 に 肉体 が L.C.L. に 融合 し て し まっ た 時 と いっ た 「 自 身 の 内 面 と 対 財 する よう な 出来 事 」 の 最 中 に は 、 決ま っ て 母 の イメ ー ジ が 現れ て いる 。 彼 に は 母 の 記憶 が な い 答 だ が 、 無意識 の 中 で 母 が 大 き な 存在 と な っ て い る こと は 間違い な い 。 また 、 シ ンジ は 自分 を 否定 す る 父 と は 対照 的 に 、 母 は 自分 を 育 定 し 、 優し くし て くれ る 存在 と し て 認識 し て いる 節 が ある 。 幼い 頃 に その 愛情 を 十分 に 受け られ な か っ た た めか 、 周囲 の 異性 に も 同じ よう な 性 質 を 求め る 傾向 に ある よう だ
一 度 は EVA を 降り た シン ジ だ が 、 避難 中 に アス カ と レイ の 訟 機知 目 谷 が *
ペー クラ イト で 固め られ た 初 号 機 を 見 て 央 2 な NO
初 号機 は 自 ら 動 き 出し た い 頃 と 変わ ら ず 母 の 腕 に 守
幼い 頃 に 母 を 失い 、 父 に 捨て られ た も 同然 の 状態 で 成長 し て きた シン ジ 。 家族 の 愛情 を 知ら な い 彼 に と っ て 、 自ら を 無 条 件 に 愛し て くれ る 存在 は な い に 等 し か っ た 。 その こと は 彼 の 人 格 形成 に 大 き な 影 を 落 と し 、 常 に 周り の 顔色 を 伺い な が ら 過 ご す と いう 、 現在 の 性 格 を 作る 要因 に な っ た と 思わ れる
と ころ が 、 初 号機 の 操縦 者 と し て 活躍 し た シン ジ に 対し 、 NERV 入 所 時 か ら 冷 た い 態 度 を 取り 続け て きた ゲン ドウ が 「 よ く や っ た 」 と 労 り の 言葉 を か けた 。 この 言葉 は シン ジ に 多大 な る 影響 を 与え 、 の ち に 彼 は 「 父 に 再び 褒め られ る こと を 望ん で EVA に 乗る 」 と まで 話し て いる 。 皮肉 に も 、 シン ジ の 人 性格 を 作り 出 し た 原因 で ある ゲン ドウ に よっ て 、 彼 は 自分 を 必要 と し て くれ る 人 の 存在 を 見 出す こと に な っ た の で あ る 。 最終 的 に ゲン ドウ は シン ジ の 衣 定 者 に は な ら な か っ た が 、 その 父 に 与え られ た EVA 初 号 機 の 存在 が シン ジ の 居場所 を 生み 出す こと に つなが り 、 自 分 を 認め て くれ る 人 を 求め 続け た シン ジ に 、 一 定 の 答え が 与え られ る こと に な る
自身 の 精神 世界 に お け る 他人 の 背 定 、 そ 分 自身 の 育 定 を
開け 、
が な えた 影響
何 も な い 平 凡 な 日 々 を 望む シン ジ は 、EVA の 操 縦 者 で ある と いう 事実 を 苦痛 に 感じ て いた 。 パイ ロ ッ ト に な っ た こと で 周囲 の 状況 は 劇 的 に 変化 し 、 個 を 主張 する こと の 苦手 な シン ジ が 「 サ ー ド チル ドレ ン 」 と いう 唯一 無 二 の 個 と し て 存在 し な けれ ば な ら な く な る 。 し か し 、 シ ンジ か ら 平 穏 な 生活 を 奪う と 同時 に 、 初 号機 は 周囲 の 人 間 関 係 に お ける 彼 の 居 場所 と し て の 役割 も 果たし 、 結 果 と し て アイ デン テ ィ テ ィ の 拠り 所 と も な っ た 。 ま た 、 初 号機 の 内 に 母 を 、 初 号機 に 乗る こと で 父 と の 繋が り を 感じ て いた シン ジ に と っ て 、EVA 初 号機 と は 家族 の 絆 を 具現 化す る 存在 だ っ た の か も し れ な い
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キャ ラク ター シー ト
haracter Sheet
SHINJIIKARI
健
HINJI IKARI 上
人 類 補完 計画 の 進行 中 、 シ ンジ の 精神 は 著しく 均
量産 機 に 島 葬 の ご と く 捕 四 公 き れ た 要 正 2 の b の 。 衡 を 乱 し て いた 。 心 許せ る 友人 と 信じ た カラ ル に 裏 拠り 所 と な りう る アス カ の 無 と 5 ee RN 切ら れ 、 心 の 拠り 所 を 失っ た シン ジ 。 ミサ ト の 命 を シン ジ の 心 は 絶望 に 支配 され 賭し た 叱 呂 と 、 母 な る 初 号機 に よっ て 一 度 は 立ち 直 た の だ る 2。 寺 き わた る 谷 の りか けた も の の 、 地 上 で は 非情 な 現実 が 待ち 受け て の 幕 が 開か れ た いた 。 凄惨 を きわ め る 弐号 機 の 変 を 見 た 瞬間 、 絶叫 と 共に シン ジ の 精神 は 崩壊 寸前 まで 追い 込ま れ た と PP 思わ れる 。 この 出来 事 は シン ジ の 心 を 深く 挟 り 、 結 ik 果 と し て 心 の 補完 を 行なう 人 類 補 完 計画 に と っ て 必 に 等 し い : 3 回 ら ず も 人 々 を 補完 する | 要 な 、 欠け た 心 を 持っ た 依 代 と し て の 初 号 機 操縦 者 救世 主 の 役目 を 担わ され た シ = ーー っ た テニ ンジ は 、 人類 の 進む べき 未来 を 完成 させ る に 至っ た と 考え られ る だ ろう 。 を 選択 する こと と な っ た EVA 量産 機 に 取り 囲ま れ た 初 号機 は 、 シ ンジ の 叫 びに 呼応 し て 月 か ら 飛 来 し た ロン ギ ヌ ス の 槍 と 共に 上 空 へ と 拘 引 さ れ て いっ た 。 槍 と 融合 し た 初 号機 は 生命 の 木 と な り 、 それ を も っ て 人 類 の 補完 は 進め ら れる 。 この 時 、 初 号 機 ご と 生命 の 木 の 内 に あっ た シ ンジ が どの よう な 状態 に あっ た の か は 定か で は な い が 、 その 後 す べ て の 人 類 が L.C.L. の 海 に 溶け 込ん だ 時 に も た だ ひと り 人 と し て の 意識 を 持ち 続け た と 見 られ る こと か ら 、 シン ジ に 人 類 の 命運 が 託さ れ た と も 考え られ る 。 本来 の 計画 遂行 者 で あっ た ゼー レ や 人 NE ゲン ドウ が 、 安らか な 表情 で 終わ り を 迎え た こと を ! 雰囲気 える シン ジ 。 動き や す シン ジ は 知る 由 も な か っ た 。 父 が 発案 し た 計画 に 巻 SNS き 込ま れ た 形 で ある に も 関わ ら ず 、 計画 進行 と 同時 に 、 奇しくも シン ジ 自 身 が この 計画 の 行く 先 を 決め eg る 執行 者 と な っ て いっ た の で ある 。 に 初 号機 を 依 代 と し た 人 類 補 完 計 画 が 進行 する 中 、 る レイ を 、 落ち 着い 有 全 cm つ ゅ る シン ン 。 た 。 し L.C.L. の 海 で シン ジ は レイ と 池 拓 す る 。 彼 我 の 境界 と え 自 分 が 傷 つ こ うと も 、 シ ン ご : デー(ー 隔 る パン マテ ジ は 他人 の 在 相 する 世界 を が な く な り 、 自分 が どこ に も いな く な っ た 世界 は シン ジ 選択 する 。 彼 の 「 他 人 に も う の 望む も の で は な か っ た 。 他人 の 恐怖 を 受け 入れ る パン こと を 告げ る シン ジ の 目 か ら は 、 尽 えな が ら も 前 に 進 KO スコ む 生 命 の 力 強 さ が 伺え る 。 意識 が 現実 に 戻っ た 時 、 = 人 類 補完 計画 が 未完 に 終わ っ た 世界 に 横たわる シン tg ジ と アス カ 。 シン ジ が 望ん だ 他人 の 存在 する 世界 に ジ と アス カ 。 精神 世界 | お いて 、 最初 の 他人 と な っ た アス カ の 首 に 彼 は 手 を スカ に 心情 を 吐 填 し 、 彼女 に | 3 救い を 求め な が ら も 拒絶 され # る 伸ばす 。 シン ジ に と っ て アス カ は 、 自 分 を 傷つけ る 存 2 在 な の か 、 自 分 を 形成 する 存在 な の か 。 倍 き な が ら っ て いく の だ ろう 鳴 咽 す る シン ジ の 心情 を 理解 する の は 難し い 。 ユイ に 注意 され 、 生 返 事 を 返す ゲ も う ひ と つの 世界 ンド ウ 。 この 世界 の 彼 は 妻 の 尻 に 人 類 補完 計画 の 進行 中 、 シ ンジ が 気づい た 、 自 分 が EVA 敷 か れ 気味 の 良き 夫 で ある よ の 操縦 者 で は な い 世 界 の 可能 性 。 その 世界 に お いて 、 彼 新聞 記事 か ら 南極 も 存在 し て は ご < く 普通 の 中 学生 と し て 生活 し て いる 。 食卓 に は 父 が 、 そ と が わか る 。 台所 に は 母 が いる 幸せ な 家庭 。 幼馴染 の アス カ と 共に 登 校 し 、 転 校生 が 女の子 だ と 聞い て 期待 を 膨らませ る 。 EVA の 操縦 者 と し て は 決し て 味わう こと の で き な か っ た 、 良 くも J
悪く も 平凡 な 生活 が そこ に は あっ た 。 この 世界 の シン ジ は 年 頃 の 少年 らし い 言動 が 多く 、 他人
転校 生 の レイ に アス カ と の 関係 を 問い た だ され 、 焦る シン ジ 。 恋 國 事情 に 敏感 な 、 思春 期 の 男の子 らし い 反 応 だ ろう 。 笑い 声 に 包ま れ た クラ ス は 青春 その も の で ある 。
に 対し て 壁 を 作る こと も な いよ うだ 。 EVA に 乗る こと で 生 まれ た 様々 な 葛藤 や 父 と の 確執 も な く 、 明る い 雰 囲 気 を ま と っ て クラ ス に 溶け 込ん で いる 。 あり ふれ た 学校 生活 こそ 、 シン ジ が 望ん で いた 生活 だ っ た の か も し れ な い 。
= a 美人 教師 、 ミサ ト の 登校 に 興奮 する シン ジ た ち 。 屈託 な く 笑う 彼 の 学校 生活 は 、 楽し いこ と が あふ れ て いる に 違い な い 。
@GAINAX・ カ ラー/Project Eva. @⑤GAINAX・ カ ラー/EVA 製 作 委員 会 D24-08
イン スタ レー ショ ン シ ー ト
nstallation Sheet
国連 直属 の 特務 機関 、 NERV。 その 最 重 要 施 設 で ある NERV 本 部 は 、 国際 的 秘密 結社 ゼー レ の 後ろ 盾 を 得 て い 組織 一 ー ゲ ヒル ン に お いて 骨子 の 構築 が 進め ら を に NERV と いう 組織 の 心 臓 部 と な る スー パー コン ピュ ー タ 「MAGI」、 使徒 に 対
造 人 間 エ ヴァ ン ゲ リオ
建造 物 で ある NERV 本 部 と い
施設 は 秘密 裏 に 準備 され て い 「MAGll6
徒 奄 滅 を 主 な 任務 と
そし て 西暦 2010 年 ヒル ン は 解体 され 、 使 組織 、 NERV に 移行 する すべ て は 、 その 全容 が 明らか に され て いな い 「 人 類 補
を ゲン ドウ が 立案 し た こと に 端 を 発し て いる 事実 を 知る 者 は ほとん ど 存 在 し な い
装備 な ど を 揃え 、 使徒 襲来 に 備え る こと と な っ た の で ある 。 その ) 設備 は 一 組織 に は 過ぎ た も の で あ り 、 当時 の 技術 水準 を 凌 騙 する も の で あっ た 。 2015 年 に お いて も その 技術 水準 は 他 の 追随 ず 、 EVA を も っ て 第 3 使徒 を 退け た NERV は 一 組織 で あり な が ら 実 質 的 に 権限 を 有する こと と な っ た の で S 過剰 な まで の 力 の 集中 を 懸念 する 声 も 少な く な っ た 声 は ゼー レ の 力 に よっ て 抑え られ 、 NERV は 規 的 集団 と し て 使徒 残 減 (実質 的 に は 「 人 類 補完 計画 ] の 遂行 ) ちな み に ゲ ンド ウ ら 数 名 は ゼー レ と 強い つなが り を 5 り 、 さま ざま な 事実 を 秘匿 し な が ら NERV を 操っ て いた 。 例え ば NERV 本 部 地下 最深 部 に は 、 ゲ ンド ウ ら 数 名 の み が 知 る 施設 が 存在 する 。 一 般 の 職 員 は お ろか 、 葛 ト で すら その 存在 を 知ら な いと いう 施設 は 、 徹底 的 に 秘匿 され た も の と いえ る だ ろ う 。 ゼー レ 、 NERV、 日 本 国政 府 に 属し た 3 重 ス パイ 、 加持 リョ ウジ の 存在 が な けれ ば 、 彼女 は その 施設 に 気付 く こ と すら な か っ た と 思わ れる 。 その 一 例 を も っ て し て も 、 NERV 上 層 部 の 活動 は 不透明 で あり 、 その 徹底 し た 秘匿 性 が 見 て 取れ る
イン スタ レー ショ ン シ ー ト
nstallation Sheet
NERV INSTTUTION IN THE HEADOUARTERS
国連 直属 の 特務 機関 、NERV。 その 最 重 要 施 設 で ある NERV 本 部 は 使徒 に 対抗 し うる 唯一 の 戦力 [EVA」 を 有 し て いた た め 、 使徒 残 減 の 最前 線 に 置か れる こと を 運命 付け られ て いた 。 そ うい っ た 状況 が 予 想 さ れ て いた た めか 、 本 部 内 に は 最新 の 技術 を 駆使 し た 施設 、 設備 が 用 意 さ れ て いる 。 た だ 、 ほとん どの 施設 の 建設 、 設備 の 開発 は 、 前身 と 言え る 調査 組織 ゲ ヒ ルン の 頃 か ら 進め られ て いた 。 必要 な 施設 、 人 材 、 技 術 、 装備 は ゲ ヒ ルン に お いて 準備 され 、 2010 年 、 ス ー パ ー コ ンピュータ 「MAGI」 の 完成 を も っ て NERV へ と 移行 。 本 格 的 な 活動 を 始め る こと と な っ た と され て いる 。 NERV へ の 移行 を 見 越し て いた た め か 、 2010 年 当時 の 技術 水準 を 凌 退 する 施設 の 確保 が な され 、 2015 年 に お いて も NERV は 最新 の 設備 を 活用 し て 使徒 残 減 の 任 に 当たる こと が 可能 で あっ た を 用
られ る 2010 年 本 部 の 建設 は お お むね 完成 し て いた
胃 当時 の 最高 水準 の 技 四 いて 進め られ
その 任務 の 性 質 上 、NERV の 職員 は 生命 の 危機 に 晒さ れ
が 多く 、 本 部 内 に に 新設 備 を 整え た 医療 施設 が 用 意 さ れ て いた
NERV 本 部
対外 的 に NERV 本 部 と 呼ば れ て いる 施
ド 状 の 建物 で あ
EVA 各 機 の ケイ 地下 施設 で あり CNERV 本 部 と
令 所 な どの 主要 施 ぶす べ て の 施
ュ リ ティ が か け 在 自体 を 知ら な い
NERV 本 部 に は 様々 な 匿 秘 す べき 情報 、 設備 が 存在 し た その た め 、 無人 ゲー ト に よる 入館 管理 が 行なわ れ 、 基本 的 に 入館 は 職員 に 限ら れ て いた 。 と は いえ 、 その 職員 は 相当 数 に
@NERV 本 部 内 の 共用 設備
NERV 本 部 に は 複数 の 職員 が 共用 する 設備 が 多数 存在 する , 各 設備 は 近 未来 的
な 機能 を 持ち つつ も 、 懐か し さ を 覚え る 独特 の デザ イン の も の が 多い
の ぼっ た と 見 受け られ 、 本 部 は 広大 か つ 多 階層 の 巨大 建造 物 と な っ た 。 そ の た め 、 オート ウォ ー ク 、 エス カレ ー タ ー、 エレ ベ ー タ ー と いっ た 移動 用 設備 は 必須 と いえ る も の だ っ た よう だ
画 無 人 ゲー ト
NERV 本 部 の 入口 に 設置 され た 、 外部 か ら の 侵入 者 を 抑え る 無人 入館 ゲー ト 。 通る 際 に は 、 職員 用 の パス カー ド (セキ ュ リティ カー ド ) が 必要 と な る 。 な お 、 電力 供給 が 停 止 し て いる 場合 に は 入口 が 完全 に 遮断 され 、 進入 する 場 合 は 非常 用 通路 を 利用 する 必要 が 生じ る 。 た だ し 、 非常 用 通路 の 配置 は 重要 勤務 者 に 支給 され る [緊急 マニ ュ ア ル ] 以外 で は 確認 で き な い 機密 事項 で ある よう だ
画 エレ ベー ター
エス カレ ー タ ー、 オー トウ ォ ー ク と 同様 に 、 移動 時 間 や 労 力 を 抑え る エレ ベー ター。 構造 な ど は 従来 の も の と 変わ ら な い 。 各 階 を 行き 来 す る こと が 可能 だ が 、 最深 部 の ター ミナ ルド グマ に つい て は 、 セキ ュ リティ を 解除 で きる 上 層 部 の 職員 の み 進 入 可能 と な っ て いる よう だ
を
思ふ ー> で H 1
大 オー トウ ォ ー ク / エ スカ レー ター
NERV 本 部 内 の 敷地 が 非常 に 広大 で ある た めか 、 そ の 移動 に か か る 時 間 や 労力 を 抑え る 設備 が 充実 し て いる 階層 構造 と な っ て いる 内 部 に は 非常 に 長い エス カレ ー タ ー の ほか 、 オー トウ ォ ー ク と いっ た 同 フ ロア 内 の 移動 を 補助 する 設備 も 備え られ て いる
画 ロ ッ カ ー ル ー ム
EVA の 専属 操縦 者 が プラ グ ス ー ツ に 着替え る 際 に 利用 する 、 男女 兼用 の ロッ カー ルー ム 。 ロッ カー は プラ グ ス ー ツ 用 の 減圧 式 乾燥 ハン ガー と 、 静電気 除去 シス テム を 持つ 標準 服装 用 ロッ カー が ひと 組 と な っ て いる 。 な お 、 ロッ カ ー の 利用 は 操縦 者 に 限ら れ て いる よう だ
ロッ カー の 数 は 多め だ っ 7
ー ロ ッ カ ー ル ー ム
アナ クロ な 支給 品 近 な 設備 と 比べ 、 職員 個人 に 支給 さ ぜ か 前 時 代 的 な も の が 多い 。 例え ば 臣 ク 製 の カー ド 内 に 紙 製
4 緊急 マニ ュ ア ル
ムル ドキ ュ メ ント ホル ダー
@GAINAX・ カ ラー/Project Eva. @GAINAX・ カ ラー/EVA 製 作 委員 会
D24-1(
イン スタ レー ショ ン シ ー ト
nstallation Sheet
NERV INSTITUTION IN THE HEADOUARTERS
ERV 詞 INSTITUTION IN THE HEADQUARTERS
6
D24-11
特定 の 職員 が 使用 する NERV 内 の 施設
最 令 官 や 副 司 令 官 と いっ た 上 級 職 の みな ら ず 、 対 使徒
戦 に お いて 作戦 を 立案 する 戦術 作戦 部 の 職員 、 EVA や MAGI な どの 重要 な 設備 を 管理 する 技術 局 の 職員 と いっ た 面々 は 使徒 滅 減 を 主 な 任務 と する NERV に お いて 「 上 層 部 ] に 位置 する 。 NEHRV 本 部 内 に は 、 執 務 室 、 作戦 室 、 専用 研究 室 な ど 、 組織 の 中 枢 を 担う 彼ら の 活動 を サボ ー ト する た め の 特 別 な 施設 が 用 意 さ れ て いる 。 各 施設 に 備え 付け られ た 設備 の 詳 細 は 明らか に され て いな い が 、 それ ぞ れ の 活動 に 特 化し た 最 新 の 設備 が 用 意 さ れ て いる こと は 想像 に 難く な い
3 方 向 の 壁面 に 巨大 モニ タ され て いる 作戦 室 サト が よく 利 で 、 具体 的 な 作 戦 を 立案 する 際 に 活用 され
E 計 画 責 任 者 、MAGI 管 理 責任 者 と いっ た 様々 な 肩書 き を 持つ リツ コ 。 その 特別 な 待遇 か ら も 、 NERV に お ける 彼女 の 重要 度 を 上 天 い 知る こ と が で きる
NERV 内 に 用 意 さ れ た 高度 な 医療 施設
主 に NERV で の 活動 に お いて 怪我 を 負っ た 患者 を 収容 し 医師 が 治療 を 行なう 医療 施設 。 対 使徒 戦 に 携わる 職 員 、 特 に EVA 操縦 者 は 危険 に 晒さ れる 場合 が 多く 、 最新 の 設 備 を 導入 し た 緊急 処置 室 な ども 用 意 さ れ て いた 。 その ほか の 治療 に 用 いる 設備 に つい て も 、 2015 年 に お ける 最新 の も の が 揃え られ て いた と 考え られ る 。 た だ 、 非常 に 簡素 な 作り の 入 院 施設 (病室 ) な ど を 見 て 分 か る よう に 、 施設 自体 は 旧 世 代 的 な 病院 と さほど 変わ ら な か っ た よう だ 。 ち な み ( 法 に お け る 「 病 院 ] は 入院 用 ペッ ド 数 が 20 以 上 ある を 指す が 、 NERV 本 部 中 央 病院 が これ に 該当 する か は 定か で は な い
民間 人 が 持つ NERV の 情報 NERV 本 部 の 活動 は ほとん ど 公 に され て いな 、 第 3 新 東京 市 に お いて は 相田 ケン スケ の よ 内 に NERV 関 係 者 が いる 住民 が 多かっ た た め 、 ある 程 度 の 情報 は 耳 に し た こと が ある と いう 者 も いた よう だ 。
妹 を 本 部 の 医学 部 に 少な も 彼 は 「NERV
内 の セキ ュ リ ティ に つい て は 比較 的 厳 が 、「 人 の 口 に 戸 は 職員 の 持つ 情報
の 事例 は 身内 報 が 漏れ て いる と の 証左 と いえ る
て も 過言 で は な い 、 不運 に も 傷 を 負っ た
様々 な 部 署 に 分 けら れ 、 多く の 職員 が 勤務 する NERV 本 部 。 一 般 の 職員 は 通常 の 企業 と 同じ く 「 職 場 」 と 言え る 部 署 技術 開発 部 の 責任 者 、 対 便 徒 戦 の 作戦 を 立案 する 戦術 作戦 部 の 課長 と いっ た 上 層 部 の 職員 は 、 特別 に 設け られ た
@ 上 層 部 及び 特定 の 職 貞 専 用 の 施設
め て いる よう を 利用 し て いる 場合 が 多い
画 執 務 室 / 作 戦 室
NERV 本 部 の 最上 階 に 位置 する 執務 室 に は 、 最高 司令 官 と 副 司 令 官 が 待機 し て いる 。 作戦 室 に は 、 基本 的 に 使 徒 発見 後に 戦術 作戦 部 の ミサ ト を は じ め と する 職員 が 集 ま り 、 情報 の 分 析 と 、 具体 的 な 作戦 を 検討 する こと が 多い
作戦 室 し ーー_
大 赤木 リツ コ の 研究 室
NERV に お いて は 最高 司令 官 に 比肩 する 存在 と いえ る リツ コ 。 機 密 事 項 を 取り 扱う こと も 多かっ た た めか 、 彼 女 に は 専用 の 研究 室 が 与え られ て いる 。 ちな み に 室 内 に は 、 非常 用 シュ ー タ ー が 設け られ る な どの 配慮 が な され て いる
@ 医 療 関連 の 施設
な ぜ か NERV 本 部 を 目指 し て 侵攻 し て くる 使徒 た ち 。 NERV の 職 貞 は 使徒 残 減 と いう 任務 を まっ と うす る た め 、 常 に その 身 を 危険 に 晒し て いる と 言っ は 第 3 新 東 京 市 で は な く NERV 内 に 設け られ た 中 央 病院 に 収容 され る こと と な る
固 緊急 処置 室
危険 な 状態 に ある 加 者 は 、 直接 この 緊急 処置 室 へ と 搬 送 さ れる 。 室内 に は ICU (Intensive Care Unit) カプ セル が 用 意 さ れ て お り 、 使 徒 と の 戦闘 に よっ て 意識 を 失っ た 操 縦 者 な ど は 、 ここ で 集中 治療 を 受け る 場合 が 多い 。 な お ICU カ プ セ ル は モニ ター し て いる 患者 の 生命 活動 値 が セー フ テ ィ ライ ン を 越え て 意識 が 戻る と 、 自 動 的 に 扉 が 開く
z ル
Sy き
下 呈 指 沼
及 > 脱 隊 代 剖 滞 落 天 きか
3
画 NERV 本 部 内 中 央 病院 患者 (NERV 関 係 者 ) を 収容 し 、 診察 め の 施 設 で ある NERV 本 部 内 中 央 病院 。 高度 な 設備 を 束 えた 医療 施設 と 思わ れる が 、 病室 の 設備 に つい て は 非常 に 簡素 で ある 。 ちなみ に ロビ ー や 廊下 か ら は 、 ジオ フロ ン ト 内 の 森林 を 眺め る こと が で きる
治療 を 行なう た
イン スタ レー ショ ン シ ー ト
nstallation Sheet
NERV 本 部 へ の 入館 時 に セキ ュ リ ティ カー ド が 必 要 と な る こと は 先 に 述べ た が 、 本 部 内 の 各 エ リア に も 、 入 室 時 に セキ ュ リ ティ カー ド が 必要 と な る 場所 が ある 。 た だ し 、 セキ ュ リ ティ カー ド さ え あ れ ば どの エリ ア で も 通れ る わけ で は な く 、 カー ド ご と に セキ ュ リティ レベ ル が 設定 され て いる と 思わ れる 。
特定 の 職員 に 与え られ た 施設 を 除き 、 基本 的 に 本 部 内 で の 深度 が 深く な る ほど セキ ュ リ ティ レベ ル も 高く な る も の と 思わ れる 。 また 、 セン トラ ルド グマ 内 の 各 施 設 は 作業 に 携わる 職員 で あれ ば 進入 可能 で ある よう だ が 、 第 1 発令 所 司令 塔 や EVA 実験 施設 、 EVA の ケイ ジ 周 辺 と いっ た 特殊 な 施設 に 関し て は 、 や は り 特 殊 な 制限 が ある と 考え る の が 妥当 だ ろう 。 さ ら に 、 NERV 本 部 の 最 下 層 に あたる ター ミナ ルド グ マ に 関し て は 、 ゲン ドウ や リツ コ な ど 上 層 部 が 持つ セキ ュ リ ティ カー ド で な けれ ば 進入 で き な い よう 設定 され て いる よう だ
軍 の 指揮 統率 権 すら 持つ NERV の 詳細 が ほとん ど 公 に され な る 者 も 多い 。 も ちろ ん NERV 内 部 に お ける 情報 の 管理 と いう 意味 合い も あ う が 、 エリ ア ご と の セキ ュ リ ティ は 侵入 者 へ の 対抗 策 を
た
い 侵入 者 へ の 対 和
は 本 部 の 中 枢 の 脆弱 さ を 露 呈
NERV 内 部 の 調査 を 進
広大 な NERV 本 部 内 に 路 が 張り
Ilustration by Takuya lo
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品 |
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44
タイ ムラ イン シー ト
imeline Sheet _
|SALVAGE PROJECT 和 凍 訂 の か た ち 人 の か た ち Sheet 24
ALVAGE PROJECT
A.D.2015
痢 の 中 、 ゼー レ の メン バー た ち が 密 談 を 交わ し て いた 。 第 14 使 徒 の 侵攻 に よる 初 号機 の 3 度目 の 暴走 と 、 自発 的 な S 機関 の 取り 込み 。 彼ら の 描い た シナ リオ に は 存在 し な いこ の 展開 に メン バー た ち は 菩 立ち 、 ゲン ドウ へ の 不信 わ に する 。 一 方 、 NERV 本 部 で は 、 本 部 施設 と EVA シリ ー ズ の 復旧 作業 が 開始 され て いた 。 使徒 の 攻撃 で 、 第 1 発令 所 は 大 破 し 、 使い 物 に な ら な く な っ て し まっ た 。 近く 、 破棄 され る の は 間違い な い だ ろ う 。 予備 の 第 2 発令 所 へ 移動 す る し か な いと 、 リツ コ は マヤ と 青葉 に 指示 を 出す
シン ジ は 一 体 ど うな っ た の か ? 目 の 前 の 映像 に 呆然 と 本 する ミサ ト に 、 リ ツ コ は 、 彼 は 初 号 機 に 取り 込ま れ て し ま っ た の だ と 述べ た 。 「 な に よ 、 そ れ 。 EVA っ て な ん な の よ !?」 慎 然 と 問い か け ト 。 「 人 の 造り 出し た 、 人 に 近い 形 を し た 物体 と し か 、 言 いよ う が な いわ ね 」「 人 の 造り 出し た ? あの と き 南 極 で 拾っ た を も の を た だ コピ ー し た だ け じ や な い の 」 ミサ ト は 辛 ら 計
言う が 、 の コピ ー と は 違う わ 。 人 の 意思
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D24-13
SALVAGE PROJECT
@NERV 本 部
03
一 方 、 初 号機 の 暴走 は 収まっ た も の の 、 シ ンジ の 安否 は いき まだ っ た 中 よう や く 映 し 出さ れ た プ
ミサ ト は 日 向 と 共に 、 ケ イジ に 拘束 され た 初 号 機 を 見 守っ て い た 。 初 号機 が 取り 込ん だ S* 機 関 は 、 い ま は 完全 に 沈黙 し て いる だ が 、 初 号機 は 動け る は ず の な い 状 況 で 、 す で に 3 度 も 起動 し て いる の だ 。 | 目視 で きる 状況 だ け で は 、 う か つ に 触れ な いわ よ 」 ミ サト の 表情 は 険しい 。 ま た 、 執 務 室 で は 加持 が ゲ ンド ウ の 意図 を 確か め め て いた 。 ゲン ドウ は 今回 の 件 は 不慮 の 事故 で あり 、 初 号機 は 委員 会 の 別 命 ある まで は 凍結 する と 答
は 眼 を 見 張る これ set ] ぞ < シ ンジ の 姿 は な く 、 プ ラグ スー ツ だ けが し .C. し L. 溶 液 っ て いた の だ
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(msc: EVA01 IBTRYRUG.WENO| TE
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@NERV 本 部
その ころ 、 レ イ は 、 病 室 で 意識 を 取り 戻し て いた シン ジ の サル ペー ジ 計 画 が 立案 され た 。 シ ンジ の 1 ヶ月 後 、 リ ツ コ は サル ペー ジ 計 画 の 要綱 を 完成 さ 「…… ま だ 生き て る | ぽつり と つぶ や く レ イ 。 ミ サト 肉体 は 量子 状態 で プラ グ 内 を 漂っ て いる と いう の が せ て いた 。 た っ た 1 ヶ月 で そこ まで 持ち 込ん だ リツ コ は レイ の 無事 を アス カ に 電話 で 知ら せる が 、 ア スカ リツ コ と マヤ の 見 解 で ある 。 眼 に は 見 えな い だ け で 、 を 賞賛 する マヤ 。 だ が リツ コ は 、10 年 前 に 実験 済み は 、 そ ん な こと で いち いち 電話 する な と 叫び 、 ヒ ス シン ジ は そこ に いる つま り 、L.C.L. 溶 液 に 溶け の デー タ を 活用 し た だ け だ と 述べ る 。 「 母 さん が 立ち テリ ッ ク に 電話 を 叩き きっ て し まう 。 ペ ベッド に 突っ 込ん だ よう な # な っ て いる と いう の だ 。 魂 と い 会 っ た らし いけ ど 、 私 は デー タ し か 知ら な いわ 」 「 そ 伏 す アス カ 。 先 の 戦闘 で 自分 は な に も で きず 、 片 や 、 うべ きも の も 、 存在 し て いる は ず 。 よ っ て 、 の と き の 結 果 は どう だ っ た ん で すか ? 」 問い か ける シン ジ は みん な の 窮地 を 救っ それ が アス カ の プ MAGI の 補佐 を 受け つつ シン ジ の 肉体 を 再 構成 し 、 精 マヤ 。 リ ツ コ は せわ し な く 端 末 の キー ボー ド を 叩き ライ ド を ひど く 傷 つけ て いた の だ 神 を 定着 させ る と いう の が 、 計 画 の 概要 だ っ た な が ら 、「 失 敗 し た らし いわ 」 と 端的 に 答え た
リ ミ 音 ア 立 シ 完 サ 3 る を 人 ン べべ 1 2 I \ 3 を に 1 3 れ の 3 I 衝 募 る サ ジ 突 ら ル 計 す せ べ 画 る る 1 の 2 の 要 計 綱 画 が
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SALVAGE PROECT
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タイ ムラ イン シー ト imeline Sheet
ALVAGE PROJECT
A.D.2015
いよ いよ サル ペー ジ が 開始 され た 。 シン ジ を 取 り 戻す た め 、 初 号機 に 信 号 を 送り 込む リツ コ た ち ミサ ト は 一 連 の 作業 を 緊 張 の 面持ち で 見 守っ て い た が 、 あ る ライ ン を 超え た と き 、 室内 に 警報 が 鳴 り 響 いた 。 自我 境界 が 固 定 さ れ 、 ルー プ 状 態 か ら 脱 せ な く な っ た の だ
リツ コ ら が シン ジ を 救 お うと し て いた ころ 、 肉体 を 失っ た シン ジ は 、 自 分 の 精神 世界 を ぼん や り と た だ よっ て いた 。 輪郭 を 失っ た 思考 を 控 め る イメ ー ジ は 、 ひど く 断 片 的 だ 。 打ち 寄せ る 波 。 これ ま で に 出会っ て きた 人 々 。 使徒 と 呼ば れる 敵 。 敵 。 テキ 。 自分 を 脅 か の 。 や が て それ
に 同化 する 。 恨み 、 起 り 、 迷い ……。 自分 に 問い か ける 声 は 誰 の も の な の か 。 シン ジ は さ ま ざ ま な 感情 の 寿 流 に 揉ま れ て いく
6 精神 は 、 同
で 堂々 巡り を
@NERV 本 部
ジ も 戻り 、 と りあ え ず 一 連 の 事件 は 一 段
ミサ ト は 、 シ ンジ の プラ グ ス ー ツ を 抱き し め た まま 、 泣 きじ ゃ くっ て いた 。 L.C.L. 溶 液 が すべ て エン トリ ー プ ラグ か ら 流 れ 出 て し まっ た 以上 、 計画 の や り 直 し は 不可 能 だ ジ は も う 戻 ら な い の だ ……。 だ が 、 そ の と き 、 す ぐ 間 近 で バ パシャ ッ と 水 音 が 聞こ えた 。 顔 を 上 げた ミサ ト は 、 目 の 前 に 現れ た も の に 驚 慢 する 。 「 シ ピン "!2] 初 号 機 の 前 に 、 う つぶ せ に 倒れ 伏し た 裸 の 少年 それ は 紛れ も な く 、 シ
ジ く ん が 無事 と わか っ た ら 、 男 と 密会 と は ね 」
2 0 1 5 年 自 シ サ 計 母 シ ら ン ル 画 の の の ジ A : シ 的 ン い 世 計 に 出 界 画 終 居 ひ 開 る た
| た 始 る る
@NERV 本 部
ふと 、 な に か の 匂い を 感じ る シン ジ 。 そ れ が 幼い ころ に 失っ た 母 の も の だ と 、 シ ンジ は 気づい た 。 ど こ か ら か 父 と 母 の 声 が 聞こ えて くる 。 「 セ カ ンド イン パク ト の あと に 生き て いく の か 、 こ の 子 は 。…… この 地獄 に 」 「 あ ら 、 生き て い こう と 思え ば どこ だ っ て 天国 に な る わ よ 。 だ っ て 、 生 き て いる ん で す も の 」 優し い 気配 が シン ジ を 包ん で いた
警告 音 が 鳴り 響く 中 、 リ ツ コ は すばやく 指示 を 出し て いっ た 。 だ が 、 シン ジ の 自我 境界 は ルー プ の 迷宮 か ら 動 こう と し な い 。 計画 失敗 で ある リツ コ は 即座 に 作業 中 止 を 言い 渡す が 、 す で に 事態 は 暴走 し 始め て い た 。 初 号機 の 中 枢 に 変化 が 生じ 、 パ ルス が 逆流 を 始め る 。 必死 で 食い 止 め よ うと する 職員 た ちの 努力 も 空しく 、 つ い に は プラ グ が 排出 され て し まっ た 。 開 いた ハッ チ か ら あ ふれ 出す L.C.L. 溶 液 。・「 シ ンジ くん ! 」 シ ンジ の 命 が 溶け 込ん で いる 液体 が 流れ る の を 見 た ミサ ト は 、 悲 鳴 の よう な 声 を 上 げ 、 初 号 機 の も と へ と 走っ た
3 に ゴ //
ーー @ 第 3 新 東京 市 A.D.2015 @NERV 本 部
14 15
や が て 、 新 た な 事件 が 起き た 。 冬 月 が ゼー レ に 拉致 され た の だ 。 加持 が 手引 き し た ら し いと わか り 、 彼 と 交流 の あ る ミサ ト は 、 課 報 部 に 拘束 さ れる 。 一 方 、 科 月 は ゼー レ の 面々 か ら 尋 間 を 受け て いた 彼ら は ゲン ドウ の 真意 を 確か め る た め 、 強 硬 手段 に 出 た の だ 。 「 我 々 は 新た な 神 を 造る つも り は な い の だ 」 「 ご 協力 を 願い ます よ 、 冬 月 先生 」
「 リ ツ コ は いま ご ろ 、 い や らし い 女 だ っ て 果 れ て る わ ね 、 き っ と 」 「 情 欲 に 溢れ て る ほう が 人 間 と し て リア ル だ 。 少し は 欺 け る さ 」 ペッ ド の 上 で 、 ひそ や か な 会 話 を 交わ す ミ サト と 加持 。 け だ る い 空気 の 中 、 人 類 捕 完 言 画 の こと を ミサ ト は 訳 ね た 。 NERV と ゲン ドウ の 本 当 の 目的 は な ん な の か と 。 加持 は 答え を は ぐら か す よう に 愛撫 を 始め 、 そ の さなか 、 ト に 小さ な カプ セル を 渡し た 。「 こ ん な と き に も う …… な に ? ]「 プ レ ゼ ント さ 。 8 年 ぶり の 」 不審 げ な 表情 を 向け る ミサ ト に 、 加持 は 真剣 な 顔 で つぶ や いた 。「 最 後 か も し れ な い が な 」
] 懐か し い 呼 #15 年 以上
「 冬 月 先生 か こ 、 冬
び
初 シ リ ミ ミ 冬 セ 3 | 6 < 3 pe 2 2 本 < を ら に 円 断 密 拉 れ る 会 致 る さ れ る
②GAINAX・ カ ラー/Project Eva.⑤GAINAX・ カ ラー/EVA 製 作 委員 会 D24-1
タク ティ ク スシ ー ト actics Sheet
アダ ム 再 生計 画 一 14 年 の 歳 月 を 費やし た 神 の 再生
E 計 画 と は 、 セカ ンド イン パク ト 後 、 ゼー レ 主導 の 下 に 着手 され た 極秘 プロ ジェ クト で ある 。 その 目的 は 、 使徒 残 減 の た め の 汎用 人 型 決戦 兵器 一 一 す な わ ち 人 造 人 間 エ ヴァ ン ゲ リオ ン の 開発 で あっ た 。 よ っ て E 計 画 の “E” は EVANGELION の 頭 文字 に 由来 し て いる と され る 。 そ の 根本 は 南極 で 発見 され た 光 の 巨人 ニア ダム を 再生 する こと で あっ た 。 つ まり E 計画 と は 、「 ア ダム 再生 計画 ] で あっ た の だ 。 それ は 人 類 の 手 で 神 を 作る 行為 その も る の と いえ た 。
EVA の 建造 は 、 世界 各国 に 設置 され た ゲ ヒ ルン が それ ぞ れ の 研究 成果 を シェ ア し つつ 、 独 立 併行 し て 進め られ て いっ た 。 これ は 開発 当初 より 最大 十 数 体 の 量産 化 が 前 提 と され て いた も の の 、 EVA1 機 の 建造 に 国家 予算 規模 の 費用 が か か る た め 、 適 家 リソー ス を 分 散 さ せる 必要 も あっ た た め と 思わ れる 。
2010 年 、 研究 開発 の 母体 で ある ゲ ヒ ルン は 解体 され 、 特務 機関 NERV へ と 移行 。 E 計 画 も 同 組織 | へ と 引き 継が れ た 。 そ し て 、 2015 年 、 ようやく 日 本 と ドイ ツ で 計 3 機 が 他国 に 先行 し て ロー ルアウ ト 。 組 来 し た 使徒 へ の 唯一 の 対抗 手段 と し て 戦果 を 上 げ る こと と な る
し か し 、 果たし て この E 計 画 は 対 使徒 用 兵器 開発 だ け の も の で あっ た の だ ろう か 7? そもそも E 計 画 の 本 質 は 、 南極 で 発見 され た アダ ム の 再生 で ある 。 アダ ム と は 永久 機関 で ある S* 機 関 れ 持つ 巨人 で あり 、 ア ダム が 目撃 され た 南極 に お いて 葛城 調査 隊 が 研究 し て いた の も 、 や は り S: 機 関 で あっ た 。 さら に 言及 すれ ば 、 ゼー レ の 中 心 人 物 で ある キー ル ・ ロ ー レ ン ツ 、 お よび E 計 画 の 全権 を 委任 され た 碗 ゲン ドウ は 、 セカ ンド イン パク ト 直 前 まで 葛城 調査 隊 に 同行 し て いた 人 物 で ある 。 これ ら の 要素 を 鑑み れ ば 、 その 目 的 が アダ ム の 活動 原理 =S* 機 関 の 完全 解明 と その テク ノロ ジー の 再生 に あっ た と 推測 で きよ う 。 事実 、 最終 的 に は S* 機 関 を 搭載 し た 量産 機 が 建造 され て いる 。 た だ し 、 E 計 画 始動 より わずか 3 年 後 の 2004 年 、 確 ゲン ドウ は ゼー レ に 対し て 「 人 類 補 完 計 画 ] を 提唱 。 以後 E 計 画 と 並行 し て 遂行 し て いく こと と な る が 、 人 類 補完 計画 の プラ イオ リティ ー は 使徒 残 減 以上 と され た 。 E 計 画 は 人 類 補 完 計画 を 完遂 する た め の 一 要素 と な っ て いた と 見 る の が 妥当 で あろ う 。
計画 の 産物 で ある
語 ア ダム 人 造 人 間 エ ヴァ ン ゲ
0 リオ ン 。 使徒 路 減 を 目 上 2 スト イシ 7N2 ド 的 と し た この 兵器 の 開 時 ゼー レ 発 に は 、 膨大 な 予算
時 人 類 拉 完 計画 と 歳 月 を 必要 と し た
マ 画 Sheet 0 2
ROJECTE
Ilustration by Naochika Morishita
て る て] 南極 大 陸 で 発見 され た アダ ム の 複製 を 人 類 の 科学 と 操 智 で 試み た 一 大 プロ ジェ クト 「E 計 画 」、 セカ ンド イ bn ン パ クト に 上 端 を 発する この 計画 は 、14 年 の 歳 月 を 掛け て 、 よ う や くそ の 片鱗 を 見 せる こと と な る
セカ ンド イン パク ト で 失わ れ た アダ ム で あっ た が 、 講 選 計画 の 歴史 [A.D.2000» 2015] ゼー レ の 手 に 残っ た 技術 調査 資料 を 基 に 、 人 造 人 間 エ ヴァ ン ゲ リオ ン の 建造 は 始ま る 。 そ の 中 心 と な セカ ンド イン パク ト 発 生 。 こ の と き 光 の 巨人 (アダ ム ) が 姿 を 現 っ た の は ゼー レ の 下部 組織 ゲ ヒ ルン で あっ た が 、 表 し た と され る 向き は 人 工進 化 研 究 所 と し て の 活動 で あっ た 。 第 7 世代 コン ピュ ー タ MAGI は 、EVA の 建造 と 並行 し て E 計 画 始動 開発 され 、 一 足 先 に 完成 、E 計 画 を サポ ー ト し て い く 。 MAGI 運 用 に より EVA 開発 の 作業 効率 が 上 が り 、 実 際 、MAGI の 始動 か ら 5 年 で EVA は 完成 し て 第 一 次 国連 南極 調査 団 、 南 極 に 派遣 。 メン バー に は 人 ゲン ドウ 、 いる 。 そ し て 、 2015 年 の 使徒 の 商 来 に 際 し 、EVA 冬 月 コウ ゾウ も 含ま れ て いた の 起動 に も 成功 。 こ れ に より E 計 画 は 一 応 の 成果 を 上 げ 、 そ の 後 の EVA 開発 へ と つなが っ て いく 。 人 工進 化 研究 所 、 設 立 。 所 長 と し て 人 ゲ ンド ウ 就 任
2000 年 、 セ カン ドイ ン 7 箱根 方 面 の 富士 山林 の 地下 に 巨大 空洞 を 発見 。 の ち に ゲ ヒ ルン 、 お よび NERY 本 部 と し て 開発 が 進む 。 ま た 、 こ の 場所 は E 計 画 の 中 枢 と も な っ た
冬 月 コウ ゾウ 、 ゲ ヒル ン 人 入所 。 こ の と きす で に EE 計画 の ヒナ 型 と な る 雰 号機 の 頭 部 や 容 髄 な どの パー ツ の 試作 品 が 建造 され て いた
人 工進 化 研究 所 の 地下 研 現在 の NERV 本
赤木 ナオ コ 、 第 7 世代 コン ピュ ー タ の 開発 に 着手
EVA 初 号 機 接触 実験 。 こ の と き の 事 故に より 、 被 験 者 の 人 委 ユイ は 消失
碗 ゲン ドウ 、 人 類 補完 計画 を 発案
各 ゲ ドウ 定 邊 の 7 四 晴 2 EVA 弐号 機 接触 実験 。 こ の と き の 事故 に より 、 被 験 者 の 物流 ・ キ E 計 画 に 乗り つつ あっ た 2004 年 、 確 ゲン ド に っ
(当時 、 人 工進 化 研究 所 所 長 ) は 、 1 週間 ほど その 消息 ョ ウ コ ・ ツ ェ ッ ペリ ン は 重度 の 精神 汚染 に 侵さ れ た
を 絶っ て いた 。 彼 が 失 貴 か ら 戻っ て きた と き 、 すでに キ
ー ル ・ ロ ー レ ン ツ に 対し 人 類 補 完 計 画 を 提唱 済み で あ
っ た こと か ら 、 その間 、 人類 補 完 計画 実行 の た め に 必 セカ ンド チル ドレ ン 選 出
要 な 基礎 マテ リア ル の 準備 な ど を 行なっ て いた こと は 疑
いよ う が な い 事実 で あろ う 。 し か し 、 失 時 直前 、 彼 の 奏
で ある 確 ユイ が E 計 画 に 関わ る 実験 中 の 事故 に より 他 赤木 リッ コ 、 ゲ ヒル ン 入 所
界 し て いる こと も 見 逃 せ な い 事 実 で ある 。 あ くま で も 推
論 に 過ぎ な い が 、 確 ユ イ の 死 は 確 ゲ ンド ウ が 人 舌 補完
計画 を 提唱 する 何ら か の きっ か け と な っ た と 考え られ 、 葛城 ミサ ト 、 ゲ ヒル ン 入 所
計画 と の 関連 性 も 少な か ら ず ある と 思わ れる 。
第 7 世代 コン ピュー タ 完 成 。MAGI と 命名 され る
ゲ ヒ ルン 解体 、 新 組織 NERV へ と 移行
零 号機 起動 実験
謎 の 失 足 か ら 戻っ て きた 直後 の 確 ゲン ド | 。 ウ 。 この と き 、 人 類 補 完 計画 は キー ル ・
ロー レン ツ の 承認 を 得 て で いた と され る 。 5 i サー ド チ ルド レン 選出
NERV 総 司令 定 を 務め る 確 ゲ ンド ウ は 、 そ 使徒 出現
の 前 段階 組織 で ある 調査 機関 ゲ ヒ ルン の 一
員 で あっ た ほか 、 南極 の 葛城 調査 隊 や 、 そ
の 後 の セ カン ドイ ン パ クト 原因 調査 チー ム に EVA 初 号 機 起動 、 使 徒 と 交戦 も 同行 し て いた 。 =
@GAINAX・ カ ラー/Project Eva. @GAINAX・ カ ラー/EVA 製 作 委員 会
タク ティ クス シー ト
PROECTE
actics Sheet
EVA は 生物 的 な 側面 を 強く 持つ て いる た め 、 その 起動 と 操作 に は EVA と 人 間 の 脳波 パル ス を シン クロ させ る 必要 が あり 、 操作 する 人 間 に は EVA と 神経 接 続 す る こと が 求め られ た 。 この EVA と の 接触 は E 計 画 に お ける 最大 の 難関 で あり 、 幾度 と な く 実験 が 繰り 返さ れ て いる 。 EVA は アダ ム と いう 未知 な る 存在 の 複製 で ある だ け に 、 被験 者 の リス ク は 当然 高く 、 実験 に は 多大 な る 犠牲 が 付き まとっ た よう だ 。 その 意味 で は ハー ドウ ェ ア と し て の 機体 以上 に 、 起動 や 操作 の た め の ソ フト ウェ ア の 開発 の 方 が より 困難 を 極め た と 言 える 。 それ は EVA の 起動 確率 0.000000001%、 通 称 09( オ ー ナ イン ) シス テム と 呼ば れる ほど 低い も の で あ っ た こと か ら も 明らか で あろ う 。 その た め 、 EVA 実戦 投入 後 も シン クロ 実験 は 頻繁 に 行なわ れ て お り 、 そ の デー タ 収 集 が 日 々 行なわ れ て いる 。 my
実戦 投入 され た EVA で は ある が 、 機体 と パイ ロッ ト と の シン クロ 率 の 安定 化 や 向 上 方 法 、 相関 性 な ど 、 不明 確 な 部 分 も 多い 。 試験 運 用 的 な 側面 も 多々 見 愛 け
られ 、 各種 の 学術 的 テス ト が 随時 行なわ れ た 。
EVA の 建造 が も っ と も 先行 し て いた の は 、E 計 画 の 中 核 を 担っ て いた 日 本 で あり 、2015 年 に は プロ ト タ イ プ の 零 号機 、 テ スト タイ プ の 初 号機 の 2 機 が ロー ルアウ ト 、NERV 本 部 内 で は 運用 に 向け て の 起 動 実 験 が 行なわ れ て いた 。 こ れ と ほぼ 同 時 期 に 完 成 を 見 た の が 、 ド イツ 支部 で 建造 され た プロ ダク シ ョ ン モ デル の 弐号 機 で ある 。 一 方 、 こ れ ら に 遅れ て アメ リカ で 建造 され て いた 38 号機 、 4 号機 は 、 弐号 機 を 元 に 建造 され た が 、 不 幸 に も 両機 共 、 事 故 な ど に より 損失 と いう 事態 を 招い て いる 。 し か し な が
EVA の 量産 は 急 ピ ッ チ で 進め られ 、 の ち に S* 機 関内 蔵 型 の 新設 計 に よる 5 号機 か ら 13 号 機 ま で の 9 体 の 量産 機 が 完成 し た 。
hu CT E EVA-02 EVA 弐号 機 セカ ンド チル ドレ ン と 適合 する EVA。 建造 と 併行 し て 適格 者 と の シン クロ 及び 起動
も 行なわ
EVA 最初 の 実戦 用 モデ ル 。 戦闘 能力 も 高い ,
D24-19
14 年 に お よぶ 人 造 人 間 エ ヴァ ン ゲ リオ ン の 建造 は 、 困 難 の 連続 で あっ た 。 そ の 完成 まで に は 、 単 な る 科学 的 な 探求 心 や フロ ン テ ィ ア 精 神 で は 片づけ る こと の で き な い 尊 多 の 犠牲 が あっ た こと も 忘れ て は な ら な い 。
詩 実 験 中 に 発生 し た 主 な 事故
に A.D.2004 初 号機 接触 実験 |
人 工進 化 研究 所 で 行なわ れ た EVA と の | ご 生 : 物 F:
| 人 工進 化 研究 所 内 で 行
ユイ と 初 号 機 実験 。 被験 者 度 の リス ク を 承
ん だ
岩
TET れる が 事故 は 突如 と し
月 4 1 て 発生 し た
た D.2005 弐号 機 接触 実験
造 中 で あっ た EVA 弐号 機 の 神経 接続 実 キョ ウ コ ペリ ン と EVA と の 間 が 発生 で は 物理 的 な 成功 者 の 大 脳 側 へ EVA の 神 抽 いわ ゆる 精神 汚 某 き 起 こし て し まう 。 被験 た が 、 精神 に 重度 の 障 '
元 策 棟 に 収容 きれ 治療 を 受け て いた が
A.D.2015 零 号機 起動 実験 EVA 究 号機 と 適合 する ファ ー ス トチ ルド レン NERV 本 部 に て 行なわ れ 走 し て し まう 。 エン ト グ の 栄 ロッ ト は 脱出 し た も の の 屋 あ - ッ ト は 全治 1 ヶ月 の 重傷 を 負っ た 。 結 】 後に 襲来 し た 第 3 使徒 へ の 迎撃 に は 投入 で
こよ る 実用 レベ ル で の ブロ セス 中 に 等 号 機能 が 働き 、 パイ め プ ラグ は 大 破 。 パイ ロ F 機 は 章 結 され 、 そ の き な か っ た
計画 の 起案 段階 か ら 、 量 産 を 前 提 と し て 開発 が 行なわ れ た EVA は 、 日 本 の NERV 本 部 の みな ら ず 各国 の 支部 に ある 生産 拠点 に お いて 、 そ れ ぞ れ 建 造 が 進め られ で いた 。 最終 的 に は (損失 機体 も 含め ) 全 14 機 の EVA が 生産 され て いる 。
EVA-00 EVA 零 号機 ー ス トチ ルド レン と 適合 する 同時 期
ma EVA-01 EVA 初 号機 サー ド チ ルド レン と 】 EVA。 史上 初 の
実戦 用 に 改修 され た 零 号機 。 肩 部 に 武装 が 施さ れ て いる
度 重なる 暴走 行動 を 見 せる 初 号機 で ある が 、 その 原因 は 不明
T = EVA-03 Rd
EVA-05-13 EVA 量 産 機 合 徒 より 回 収 き れ た S* 機 関 を
= I に | きれ た 実用 型 S* 機 関 を 搭載 し 7 J 新設 計 の EVA。 適格 者 は な く 7 VW ミー プラ グ を 用 いた 無人 機 で ある | |
米国 より 空輸 中 の 3 号機 。 使徒 は こ の 段階 で 侵入 し た と 考え られ て いる
各国 に て 建造 され た 量産 機 は 、 飛行 機能 な どの 最新 装備 を 持つ
PROJECTE
E 計 画 actics Sheet ROJECTE
中 記 信 事 人 項 5 パイ ロッ ト の 選出
EVA パイ ロッ ト で ある 適格 者 と な る に は 特定 の 条件 が あり 、 セカ ンド イン パク ト た 14 歳 の 少年 少 女 で ある こと は その ひと つ で ある 。 選出 に は マル ドゥ ク 機関 が これ に 当たっ て いる と され て いた が 、 こ の 機関 は 存在 せ ず 、 基本 的 に 適格 者 の 選定 は NERV の 思惑 次 第 で あっ た と いえ よう 。 た だ し 、 その 選出 に は 不明 瞭 な 点 が 多く 、 明確 な 選定 基準 は 謎 。 そ れ で も セカ ンド チル ドレ ン や サー ド チ ルド レン な ど は 計画 関 係 者 の 子 供 で ある な どの 共通 点 も あっ た
ファ ー ス トチ ルド レン の 綾波 レイ
個人 記録 は 抹消 され て お り 、 出生 等 は 謎
セカ ンド チル ドレ ン の 惣 流 ・ ア スカ ・ ラ ング レー
児 期 か ら 適 格 者 と し て 教育 され て きた
サ
ド チ ルド レン の 春 シ
画 の 犠牲 者 で ぁ イ の 実子 で 、 使徒 凍 来 直前 に マル ドゥ ッ ク 機 関 | に より 適格 者 と され た
使徒 残 減 兵 器 と し て の EVA
第 3 使徒 諾 来 に 際 し て 、 栓 跡 的 に も 初め て 正常 起動 し 実戦 さえ も こなし た 初 号機 を 皮切り に 、 その 後 は 夫 号機 、 葉 機 と 、 正 常 か っ 安定 し た 形 で 起動 する 機体 が 増え 、 建造 目的 の ひと つ で ある 使徒 識 減 用 兵器 と し
て の 運用 を 継続 し て 行なえ る よ 同時 に 、 度 重なる 使徒 の 襲来 に 対し 、 こ れ を 机 退 する な
ど 、 期待 され た 以上 の 成果 を 上 げ て お り 、 これ を も っ て 計画 は 一 応 の 成功 を みた と も 考え られ て いる 。 E 計 画 に 払わ れ た 多大 な 犠牲 、 そ し て 開発 と 建造 に 投じ られ た 膨大 な リソー ス は 、 無駄 で は な か っ た と いえ よう
の っ ィ
ko | #
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15 年 振り に 襲来 し た 使徒 に 対し て 初 号機 は 初 起動 と 同 戦 投 入 さ きれ
結果 と し
15 年 振り に 使徒 が 出現
つい に ロー ルアウ ト し た EVA 初 号 )
/Project Eva. @GAINAX・ カ ラー/EVA 製 作 委員 会 D24-20
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テク ノロ ジー シー ト
echnology Sheet
ENTRY PLUG
人 工 知能 (Artificial Intelligence) 一 一 、 人 間 と 同様 の 思考 が 可能 な 機械 、 あ る い は その た め の 一 連 の 技術 や 研究 分 野 の 呼称 で ある 。「 人 工 知能 」 と いう 呼び 名 は 非常 に 曖昧 な も の だ が 、 お お むね 「 人 間 の 知能 その も の 、 ある い は 同 レ ベル の 思考 (推論 、 学 習 、 問 題 解決 、 感性 処理 な ど )」 が 可能 な シス テム 、 プロ グラ ム と 考え て 支障 は な いと 思わ れる 。 コン ピ ュー タ の 開発 が 進む と 機械 的 な 計算 の みな ら ず 、 そ れ ま で 哲学 や 心理 学 な どの 分 野 で 論じ られ て いた 「 人 間 の 知 的 活動 ] を 行なう 機械 を 作る 試み が 進め られ た が 、 人 間 と 同等 の 知 的 活動 が 可能 な 「 人 工 知能 」 の 完成 に は 程 遠 か っ た 。 西暦 2010 年 、 ゲ ヒル ン に お いて 基礎 理論 が 開発 され た OS 一 一 、 第 7 世代 の 有機 コン ピュ ー タ に 個人 の 人 格 を 移植 し て 思考 させ る 「 人 格 移植 OS] は 、 人 工 知能 を 突き 詰め た も の と いえ る だ ろう 。
人 格 移植 OS の 技術 は NERV 本 部 内 、 第 1 発令 所 に 設置 され て いる スー パー コン ピュ ー タ シス テム
ENTRY PLUG
Technology Sheet
第 1 使徒 と の 戦闘 に お いて 初め て EVA 初 号 機 の ダミ ー シ ス テム が 起動 され た 。 エン トリ ー プ ラグ 内 の 適格 者 を 介さ な い 擬似 人 格 に よる 操縦 は 非常 に 残忍 で あり 、 第 13 使 徒 に 容赦 の な い 攻 撃 を 仕掛 けた
「MAGI」 に 最初 に 用 いら れ て いる だ け で な く 、 EVA の 操縦 に 関す る シス テム に も 用 いら れ て お り 、 エン ト リー プラ グ 内 の ディ スク ドラ イブ に 保存 され て いる と いう 。 通常 、 EVA は 専属 操縦 者 を 搭乗 させ た エン ト リー プラ グ を 挿入 し 、 第 3 次 接続 まで の 工程 を 経て 起動 後 、 神経 接続 が な され て いる 操縦 者 自身 の 意 思 を も っ て 操縦 され る 。 し か し NERV は 、 専属 操縦 者 の 擬似 人 格 に よっ て EVA る を 起動 、 操縦 する 手段 を も 模索 し 始め て お り 、 当然 これ に も 人 格 移植 OS が 用 いら れ た も の と 考え られ る 。NERV 本 部 の 実験 場 で 行なわ れ た 第 1 回 相互 互換 試験 一 一 、 綾波 レイ が 初 号機 、 硬 シ ンジ が 零 号機 に 搭乗 する か た ち て 実施 され た 試験 に お いて 、 両者 は 操縦 に 支障 が な い 程度 の シン クロ 率 を 記録 。 この 試験 の 結果 を 受け た 赤木 リツ コ は 、 当初 より 構想 し て いた 「 ダ ミー シス テム 」 計画 一 一 、 操縦 者 を バッ クア ッ プ する 特殊 な シス テ ム 「 ダ ミー シス テム 」 と 、 適格 者 を 搭乗 させ な い 特殊 な プラ グ 「 ダ ミー プラ グ 」 の 製作 を 本 格 的 に 進行 さ せる こと を 示唆 する の で ある 。
ちな み に 、 リ ツ コ が 「 人 の 心 、 魂 は デジ タル 化 で き ませ ん 」 と 口 に し た 通り 、 擬似 人 格 は あく まで フェ イ
ク で あり 、 モデ ル の 思考 パタ ー ン を 元 に 作ら れ た デ ー タ で ある 。 操縦 者 の 代わ り と し て 動作 で きる が 、 そ れ は あく まで 与え られ た 外部 的 要因 を 元 に 思考 し て いる に 過ぎ ず 、 人 間 の よう な 心 を 持つ こと は な い の で ある 。 と は いえ 、 これ に つい て は 異な る 考え 方 も ある 。 シス テム の コア と な る 部 分 に は 人 工 知能 で は な く 、 複製 され た と 思しき 生体 が 用 いら れ て いた と いう の で ある 。 その 真相 は 不明 だ が 、 擬似 人 格 の 元 と な っ た レイ が 替わり と な る 肉体 を 持つ 「 造 られ た 存在 」 で ある と 推測 され る こと 、 リツコ の 片腕 と も い える 伊吹 マヤ が 同 シ ステ ム に 対し て あか ら さ まな 不快 感 を 示し て いる こと は 、 この 事実 に つなが る も の と 見 る こと も で きる の で は な い だ ろ うか 。
1 | 還 1 me MATTERS
EVA 国連 直属 の 特務 機関 NERV が 有する 汎用 人 型 決戦 兵器 。 な お 、 量産 機 と 呼ば れる EVA5 一 13 号 機 は ゼ ー レ が 有 し て いた 。
綾波 レイ 消 カ ヲ ル シン クロ
echnology Sheet
特 E
殊 V i シン | の || EvA 操 縦 者 の バッ クア ッ プ と し き 提 て 用 意 さ れ た ダミ ー シ ス テム と 、 敵 ム を 格 者 を 搭乗 させ ず に EVA を 起動 // 行 | 及び 操縦 する た め の ダ ミー プラ グ 。 x 共に 起動 、 操縦 は 擬似 人 格 が 行 と 2 な うと いう 点 に お いて 同様 の シス テム が 使わ れ て いる と 推察 され る 。 た だ し 、 実際 に ダミ ー シ ス テム
を 用 いた 対 第 13 使 徒 戦 に お いて は その 有用 性 を 示し た も の の 、 開発 の 責任 者 的 な 立 場 に いた 赤木 リツ コ は 、 起動 実験 や 実戦 で 運用 する に は 問題 点 が 多い と 判断 し て お り 、 使徒 戦へ の 導入 は NERV 最 高司 令 官 で ある 碗 ゲン ドウ の な か ば 独断 と も いえ る も の で あっ た よう だ 。
詩 に EVA の 操縦 に 関す る | シス テム が 保存 され て いる 巨大 な ディ スク ドラ イブ 。 ダ
ミー シス テム 起動 時 に は シ |
ステ ム 名 と 共に 「REI] の 文 |
字 が 浮か びあ が る 。 |
EVA の 起動 と 操 継 を 、 操 継 者 な し で 行なう た め の ダ ミ ー プ ラグ 。 深紅 の 塗装 が 印 象 的 だ が 、 形状 は 初 号機 、 弐号 機 用 モデ ル の エン トリ Eo | 一 プラ グ と ほぼ 同形 で ある ,
EVA の 起動 と 操縦 に 用 いら れ る 擬似 人 格 。 詳細 は 不明 だ が 、 そ の シス テム に は MAGI と 同様 に 「 人 格 移植 OS] が 活用 され て いる も の と 考え られ る 。 し か し 、 リツ コ 自 身 も 「 パ イロ ッ ト の 思考 の 真似 を する た だ の 機械 」 と 口 に し た よう に あく まで 擬似 的 な も の で あり 、 問 題 点 も 多かっ た よう だ 。
ちな み に 、 シス テム の コア と な る 部 分 に は 複製 され た 生体 が 用 いら れ て いる と いう 噂 も 実 し や か に 忠 か れ て いる が 、 その 事実 は ダミ ー シ ステ ム と ダミ ー プ ラグ の 製作 に 関わ っ た 技術 者 と 、 NERV 上 層 部 の み が 知 る と ころ で ある 。
NERV 本 部 が 所 有する ダミ
ー プ ラグ 。 その 外装 部 に
り 付 けら れ た プレ ー ト に は 、 ミー シス テム と 同様 に
「REI」 の 文字 が 大 きく 刻ま
れ て いる |
藻 落 (r 尋 本 らく m の ri (一 入 ) 苦 と 有 満
技術 開発 部 が 中 心 と な っ て 進め て いた も の と 思わ れ る ダミ ー シ ス テム 計画 。 た ツ コ に 傾倒 し て いる 有 マヤ で すら 、 その 計画 に は 難色 を 示し て いた
ENTRY PLUG
トリ コン フク
NTRY PLUG 回
EVA の 起動 、 操 縦 と
ダミ ー シ ス テム と ダミ ー プ ラグ は 直接 EVA と の 神経 接続 を
行ない 、 起動 、 操 縦 可能 な シン クロ を 保つ の 。 それ ぞ れ に は あ (一 擬似 人 格 ) が 移植 され て お り 、
ら か じ め 適 格 者 の パー ソナ ル
ミー シス テム ダミ ー プ ラグ
EVA に 操縦 者 が いる と 誤認 させ る こと で 、 EVA 関連 の オペ レ ー テ ィング が 可能 と な る よう だ 。 な お 、 それ ぞ れ を 使用 し た 際 は 戦闘 行動 に 特 化 さ れ 、 過剰 な まで の 攻撃 性 を 発揮 する
4 ミー シス テム の 実用 例
ステ ム は 、 第 13 使 徒 に 寄生 され た EVA3 号 機 と の ES 迎撃 し た EVA 初 号 機 操縦 者 の 確 シ ンジ は 3 号機 の 操 継 者 の 身 を 案じ て 攻撃 を 加え る こ と を た め ら い 、 その 独善 的 な 行動 に 業 を 煮やし た ゲン ドウ が ダ ミー シス テム へ の 切り 替え を 指示 。 シン ジ と の シン クロ を カッ ト さ れ た 初 号機 は ダミ ー シ ス テム と 直結 され 、 第 13 使 徒 に 容 赦 の な い 攻 撃 を 加え た 。 な お 、 シス テム デー タ に は ダミ ー プ ラ グ と 同様 の も の が 流用 され て いる と 考え られ る 。 た だ し 、 対 第 13 使 徒 戦 の 直前 に お いて も ダミ ー プ ラグ は 試作 品 で あり 、 ダミ ー シ ス テム に つい て も 未完 成 で あっ た も の と 思わ れる
| ダミ ー シ ス テム が 操る EVA
| 初 号機 は 、 第 1 使徒 と 識
| 別 さ れる に 至っ た EVA3 号 機 に 容赦 の な い 攻 撃 を 加 えた 。 その 徹底 的 な 攻撃 行 動 は 、 活 動 を 停止 し た EVA3 号 機 の エン トリ ー プ ラ グ に まで 及 ん だ
は 奇 學
ー プ ラグ の 実用 例
ダミ ー プ ラグ は 、 第 14 使 徒 迎撃 時 に 初め て 使用 され た 。 一 時 的 に NEHV を 去っ て いた シン ジ の 代わ り に 綾波 レイ を 操縦 者 と し て 搭乗 させ た も の の 、 初 号機 は これ を 拒絶 ゲン ドウ の 指示 に より 、 レイ の 代わ り に ダミ ー プ ラグ が 搭載 され た 。 し か し 、 初 号機 は これ を も 拒絶 し た た め 、 実際 に は NERV が 製 ミー プラ グ が EVA を 動か すこ と は な か っ た と いえ る に だ し 、 これ は ダミ ー プ ラグ が 未完 成 だ っ た た めで は な く 、 初 号機 が シン ジ 以 外 の 人 格 を 拒絶 し た た め と も 考え られ る 。 な お 、 ゼー レ 上 直轄 の EVA 量産 機 は 、 同様 に ゼー レ 主 導 で 製作 さ れ た ダミ ー プ ラグ に より 起動 、 操縦 が 行なわ れ て いた 。
NERV 本 部 襲撃 の 際 、 9 機 の EVA 量 産 機 は すべ て ダ ミー プラ グ に よっ て 起動 、 操
は 、 NERV 本 部 が 所 有する a も の と は 異な る 擬似 人 格 が 移植 され て いた よう だ
@GAINAX・ カ ラー/Project Eva. ⑤GAINAX・ カ ラー/EVA 製 作 委 員 会
D24-22
letossARY
エク スト ラシー ト
xtra Sheet
| アー ネト チル ドレ ン | |
し 0 和夫 |
| レー ネ
だ EVA 初 号 接 差 か れ て い
更 徒 ゼル エル を 、S* 機 関取 り が ケイ ジ に 拘束 され た 際 、 同 機 の 素 体 ( れ て いた ゼー レ の 封印 。 包
ッ ク 機 関 が 選 出し た 最初 の エヴァ ン ゲ リオ トチ ルド レン !
2 回 目 の 起 動 実際 で は 成功 以後 は 問題 な 札 の よう な も の が 貼ら れ て 高く な いも ほか 、 そ の 活動 を
お いて は バッ な い
わり 負傷 する が 綾波 レイ に 対す る 惣 流 ・ ア スカ ・ ラ ング レー の 呼称 。「 フ ァ く 作戦 に 従事 し て いる 。 EVA と の シン ク ー ス トチ ルド レン 」 の 略称 だ と 考え られ る 。 ア スカ は 知人 の | | の の 安定 し た 数 値 を 保っ て いる よう で 、 戦 |
こと を 名 前 で 呼ん で いる が 、 初 対面 以降 は レイ に 対し 名 前 クア ッ プ に 回 る こと が 多い 。 ま た 、 死 で 呼び か けた こと は 一 度 も な い 。 な お 、 ア スカ は 「 優 等 生 」 ギ ヌ ス の 槍 を リリ ス の 身体 に 保管 する と を | と も 呼称 し て いる ウ か ら 一 任 さ れ て お ほか の チル ドレ ン ど に は 極秘 の 任
綾波 レイ も 参照
務 も 行なっ て いる よう だ
に よる 封印 が 措置 が 取ら れ
ね 。 目的 の た # イ に 対し て 団 の
「 フ ァ ー ス ト っ と レイ を 称 の 類 で
= | 第 3 新 東京 で の 授業 で 使用 され る で | フィ フス チル ドレ ン いて 水泳 が 大 き な ウ ェ イ ト 、 を 占め る も の で ある と 推測 され る
C |zー ュ トイ ン パ クト
別名 ジャ イア ント イン パク ト 。 約 40 億 年 前 に 起き た 地球 と 惑星 と の 衝突 を 指す 名 和 地球 か ら 月 が 分 離す る 原因 され る 最 有力 の る 。 こ れ に よる と 、 地 球 正 適格 者 。 消 カ チル が フィ フス チル ドレ ン で に 小惑星 が 衝突 し た 影響 に より 、 宇 宙 || ルド レン の 代わ り に EVA 弐号 小惑星 の 破片 と 地球 内 部 の マン トル の 一 部 | | され る 。 フ ァ ー ス トチ ルド レン 綾波 レ % さ れ た と いう 。 ま た 、2000 年 9 月 関す る 過去 の 経歴 は 抹消 され て お り 、 Wo が で 彼 の デ ー ス トイ ン パ クト 以来 ー タ を 洗っ て も 何 も 分 か ら な か っ た 。 実 セカ ンド イン バク ト と ウッ ク 機 関 に 選出 され た わけ で は な く 呼ば れる よう に な 中 学校 の 歴史 教科 書 で セカ 為 的 に 送り 込ま れ た 第 ンド イン パク ト と られ て いる ほか 、 南 極大 空洞 を ス キャ ン し た 国 骨格 団 の 資料 内 に は ジャ イア ント イン パク ト と いう 名 称 カ で きる
マル ドゥ ッ ク 機 関 が 選 出し た 5 人 目 の エ ヴァ ン ゲ リオ ン 操 縦 の セカ ンド チ
| ファー スト エ イド 電
プラ グ ス ー ツ の 応急 処置 機能 。 機 能 詳細 に つい て は 不明 だ が 、 着用 し た 操縦 者 を 蘇生 させ る 際 な ど に 利用 され て いる
| | シリ see
され
イタ リア の フェ ラー リ 社 に より 1985 年 か ら 1989 年 まで 製 人
販売 ポー ツ カ ー。 フ ェ ラ ー リ 308GTB/GTS の 後継
| 車 ーー ジン は 3185cc の 90 度 V 型 8 気 簡
| DOHC を 搭載 する 。 葛城 ミ サト が 古 シン ジ に 向かう た め 、 タ ル ガ ト
タイ ル の GTS に 乗っ て 現れ た 。 な お は
電気 自動 車 と し て の 改造 は な され て いな いよ う で ある L | を 設定 し て 見 せ た NERV の 面々 を 和敬
| イフ スマ ルポ ル ジ ェ
ク を 送る セン トラ ルド グマ 内 の 施設 の ひと つ 。 戦略 自衛 隊 が NERV 本 よ り 第 5 使徒 て 心 停 部 施設 の 直接 占拠 を 目論ん だ 際 に 熱 減 却 処理 を 施さ れ て い ジ を 蘇生 させ た る 。 マ ル ボ ル ジ ェ も 参照
D24-23
エク スト ラシー ト
xtra Sheet
フォ ー ス チル ドレ ン | | マル ドウ ゥ ウッ ク 機 関 が 選 出し た 4 番目 の エヴァ ン ゲ リオ ン 操 縦 適格 者 。 鈴原 トウ ジ が フォ ー ス チル ドレ ン で あり 、EVA3 号 | 機 の 専属 操縦 者 で ある 。 チ ルド レン 候補 者 を 集め た 第 3 新 東 京 市 立 第 壱 中 学校 -A の 中 で 、 速 や か に コア の 準備 が 可能 で あっ た た め に トウ ジ が 選出 され る こと と な っ た 。 93 号機 起 動 実 験 の 際 に 「 こ れ だ と 即 、 実戦 も 可能 だ わ 」 と 赤木 リツ コ は 語っ て お り 、 適 格 者 と し て の 素質 は 十分 だ っ た よう だ し か し 、3 号 機 が 第 13 使 徒 バ ルディ エル に 乗っ 取ら れ た た め 搭乗 し た 機体 の 破壊 に 巻き 込ま れ 左 脚 切断 の 重傷 を 負い 彼 が 実戦 に 参加 する こと は な か っ た
れ ま で を 知っ て
出さ れ て う た 。 そ れ は EVA に 乗る 友人 ろう か
ウジ の 様 確 シン ジ の 苦悩
| フカヒレ チャ ーシュ ー 大 己 り
第 10 使 徒 サ ハク ィ エ ル を 残 減 し た 後に 、 戦 闘 に 勝利 し た 杏 | 美 と し て 葛城 ミサ ト の 秦 り で 行っ た 屋台 に て 惣 流 ・ ア スカ ・ ラン グレ ー が 注文 し た ラー メン 。 肉 嫌い の 綾波 レイ が チャ ー シュ ー を 抜い て も る 。 本来 な ら ス テー キ を 著 っ て も ら う は ず 肉 嫌い と ミサ ト の 懐 具合 を 考慮 し て 、 ラ ー メ ン の 屋台 へ と 切り 替え る と いう 配慮 を アス カ は 見 せ て いる 。
者 玉子 、 ナ ル | ト 、 海 苔 な ど が ト ビン グ さ れ て お り 、 か 較 な り 京 勢 な ラー メン で あっ た
|
復元
ある も の を も と の 状態 や 位置 に 戻す こと 。 人 類 補完 計画 に お いて は 、 復 元 さ れ た アダ ム と され る 胎児 状 サ ンプ ル が 要 と な っ て いた よう で ある 。 ま た 、 こ れ は アダ ム そ の も の の 再生 を 目指 す ア ダム 計画 の 一 環 で あっ た と も 推測 で きる
EVA 初 号 機 は 、 破損
し た 腕 を 2 度 復元 し て
腕 を 、 第 14 使 徒 ゼ ル エル 戦 で は 破壊 され て 失っ た 肘 か ら 先 を ゼル エル の 腕 を 用 い | て 復元 し た |
| GLOSSARY
|
LOSSARY
|
中 央 作戦 司令 室 の 下層 に 位置 する 副 発令 所 。 両 環 に 伸び て 左 と 右 の 副 発 令 所 に 分 か れ て いる
お り
江 略 自衛 隊 は 左 副 発令 所 の 壁 を 爆破 し て 発令 所 に 乗り だ NERV ス タッ フ が 第 2 発令 所 の 通路 に バリ ケー ド を 張っ て 抵抗 する が 、 結 局 突破 され て し まう
レッ
第 3 新 東京 市 及び ジオ フロ ント の 大 停電 か ら 回 復 し た 後 の NERV 本 部 内 エレ ベー ター に て 、 あ られ も な い 格 好 で 重なり 合っ て いた 葛城 ミサ ト と 加持 リョ ウジ の 姿 を 見 た 伊吹 マヤ が 咳 いた 言葉
実際 の と ト と 加 # こと が あ な い の だ が
た わけ で は 一 見 し だ け で 「 フ ケツ 」 と 捨て る マヤ の 涯 癖 ぶり は 相当 な も の
[=u
神奈 川 県 足柄 郡 箱根 町 に ある 山 の ひ と つ 。 典型 的 な 所 鉢山 で 、 神 奈川 県 と 静岡 県 に また が る 箱根 山 と 総称 され る 火山 の 中 に あり 、 上 二子 山 (標高 1.091m) と 下 二子 山 (標高 1.065m) の ふた つ に 分 か れる 。 ヤ シマ 作戦 に お いて 、 目 標 で ある 第 5 使徒 ラミ エル と の 距離 、 地 形 、 手 頃 な 変電 設備 な どか ら 、 こ の 山 の 山 頂 が 狙撃 地点 に 設定 され た 。 ま た 、 戦 略 自衛 隊 が NERV 本 部 に 侵攻 し て きた 際 に は 発令 所 の オペ レー ター が この 二子 山 と 駒ケ岳 を 緊急 封鎖 する 旨 の 指示 を 出し て いる
モロ HMI
に よい |
五 舞 寺 AV' さ サー 薄 選 者 ADt
いた ゴ
冬 月 コウ ゾウ
特務 機関 NERV の 副 司 令 を 務め る 人 物 。 総 司令 和 ゲ ンド ウ
の 傍ら に 立ち 、 彼 の 理解 者 と し て その 業務 を 補佐 し て いる ゲン ドウ が 司令 席 を 離れ た 際 に は 、 代 わっ て 指揮 を 執る こ と も ある ほか 、 第 3 新 東京 市 評議 会 の 定例 へ の 参加 な ど 、 雑 務 を 押し 付け られ て いる よう だ 。 趣味 と し て 将棋 を た し な む 。1999 年 頃 は 京 大 で 形 面 上 生物 学 の 教 枝 を 執っ て お り 碗 ユイ は その 教え 子 の ひと り で あっ た 。 彼女 に 六 分 位 ゲ ン ドウ を 紹介 され る も 、 当 初 は あま り 良 い 印 象 を 持っ て いな か っ た よう だ 。 セ カン ドイ ン パ クト が 発生 し た 直後 の 混乱 期 に は 愛知 県 の 豊橋 市 跡 で も ぐり の 医者 を し て いた が 、 そ の 後 、2002 年 に セカ ンド イン パク ト 調 査 隊 の 一 員 と し て 南極 調査 船 に 乗船 し 、 ゲ ンド ウ と 再会 。 2003 年 に は ゼー レ や 死 海 文書 に 関す る こと な ど 、 セ カン ドイ ン パ クト の 真相 を 公表 し よう と ゲン ドウ に 詰め 寄る が 、 箱 根 の 地下 で 建造 中 の 人 造 人 間 エ ヴァ ン ゲ リオ ン を 見 せら れ た こと に より 逆 に ゲン ド ウ に 協力 、 唯 一 無 二 の 理解 者 と な っ て いく 。 な お 、 ユ イ に
対し て は 特別 な 感情 を 持っ て いた らし く 、 人 類 補 完 の 瞬間 に 冬 月 が 見 た の は 彼女 の 姿 で あっ た 。
先輩 の 教授 に は 人 付き 合い が 悪い と 指摘 され て お り 、 冬 月 に も 自覚 は あっ た よう で ある 。 し か し 、 そ の 性質 と は 関係 な く 学生 か ら の 人 気 は 高かっ た よう だ
| に ラス ュー
エヴァ ン ゲ リオ ン 操 継 適 格 者 が EVA に 搭乗 する 際 に 着用 す る 専用 スー ツ 。 操縦 に 必須 の も の で は な い が 、 操縦 者 の 生 命 維持 や EVA と の 神経 接続 の サポ ー ト 、 生 体 反 応 モニ ター な ど 多 彩 な 補助 機能 を 持っ て いる 。 大 きめ に 作ら れ た プラ グ ス ー ツ を 素肌 に まとっ た あと 、 左 手首 に ある スー ツ フィ ッ トス イッ チ で 身体 に フィ ッ ト さ せ て 着用 する 。 左手 甲 部 に は ハン ドモ ニタ ー が あり 、 こ こ で 生命 維持 モー ド の 経過 時 間 な ど が 確認 で きる 。 ま た 、 バ ッ テ リ ー 切 れ の ラン プ も ここ に つけ られ て いる 。 通常 の プラ グ ス ー ツ 以外 に も 、 面 熱 耐圧 仕様 の プラ グ ス ー ツ 等 も 存在 し 、 こ れ は 第 8 使徒 サン ダル フォ ン 捕 獲 作戦 に お いて 、 火 口 に ダイ ブ す る 際 に 使用 され て い た 。 基本 的 な デザ イン は 似通っ て いる が 、 適 格 者 ご と に カ ラー リン グ は 異な る 。 碗 シン ジ は 青 、 綾 波 レ イ は 白 、 惣 流 ・ アス カ ・ ラ ング レー は 赤 、 鈴 原 トウ ジ と 添 カ コル は 黒 と 青 を 基調 と し た も の を 着用 。 例外 と し て 、 シ ンジ が アス カ の 手引 き で EVA 弐号 機 に 乗せ られ た 時 の み 、 彼 女 用 の 赤い プラ グ スー ツ を 着用 し て いた 。 そ の た め 、 デ ザイ ン 以 外 の 機能 面 は 互換 性 が 大 きい と 考え られ る 。
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吉 下 な な の 4 敵 下記 9 スロ リー で さき 番 誤 醸 寺
@GAINAX・ カ ラー/Project Eva. @GAINAX・ カ ラー/EVA 製 作 委員 会
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エク スト ラシー ト
PLANNING DOCUMENTS
xtra Sheet 計
以上 が 、 本 企画 の 概要 で す 。 この よう に 私 た ち は 、
シス テム の 中 の 人 間 、 組 織 と 人 間 の 有り 様 を 描き ます 。
現在 、 社 会 全体 で 失わ れつ つ あ る 、 他 人 と の コミ ュ ニ ケー ショ ン 。
箇 織 (学校 ) 内 で の 人 間 関 係 が 、 今 や 崩壊 し よう と し て いま す 。 視聴 者 は 、 主 人 公 の 眼 を 通し て 、 家 友人 、 大 人 、 社 会 と の
ニケ ーション と は 、 何 な の か ? を 考え て いき ます 。
こち は 、 も は や マン ガ と ゲー ム の 中 で し か 、 社 会 的 擬似 体験 を 知り ませ ん 。 だ か ら こ そ 、 本 アニ メー ショ ン を 観 て 、 マ ン ガ や ゲー ム で は 味わう こと の 出来 な い 「 人 の 連なり 」 や 「 感 動 ] 等 、 フ ィ ル ム な ら で は の 「 お も し ろ さ 」 を 知っ て も らい た い 、 と 考え て いま す 。
また 、 私 た ち は 、 斬新 な イメ ー ジ で 、 巨 大 ロボ ッ ト 同 士 の 戦闘
に 挑戦 し ます 。 不可 視 及 び ス ペク トル レー ザー や 高周波 ナイ フ 、 使 徒 を 破壊 で きる 最後 の 武器 「 ロ ン ギ ヌス の 槍 ] 等 の 、 多 彩 な 新兵 器 。
山 稼 や 田園 等 の 美しい 日 本 の 自然 や 特殊 な 街 並 多用 きれ る ナイ トシ ー ン 等 の 、 新しい 舞台 。
アニ メー ショ ン が 持っ 動き の 、 気 持ち 良さ 。
これ まで に な い ビ ジュ アル イメ ー ジ を 持っ た 戦闘 シー ン の 数 々 。
私 た ち は 、
9 0 年 代 後半 に ふさ わし い
新た な 時 代 の ロボ ッ ト デ ニメーション を 目指 し て いる の で す 。
企画 ・ 原 作 株 式 会 社 ガ イナ ックス
エク スト ラシー ト
xtra Sheet
シス テム の 中 の 人 間
子供 の コミ ュ ニ ケー ショ ン 能 力 の 低下 は 、 作品 放映 当時 は も ちろ ん 、 現在 も 続く 社会 問題 の ひと つ で ある 。 作品 の 主人 公 の シン ジ も 、 そん な 時 代 背 景 同様 に 他人 と の コミ ュ ニ ケー ショ ン が 苦手 な 少年 で ある 。 この 設定 は 本 作 の テー マ が 現代 社会 シス テム に お ける 対人 関係 を 描く の に 必要 不可 欠 で あっ た 。 他 人 と の 関係 を 築け な い 少年 を 主人 公 に 据え る こと で 、 この テー マ は より 浮き 彫り と な っ て いる の だ 。 作品 で は 組織 と 人 間 の 有 様 、 関わ り よ う が 随 所 で 見 られ る 。
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話 よ り 、 シン ジ と カヲル の 出会い の
は 、“NERV" と
いう 社会 シス テム の 中 出会い を 経 て 、 人 と の 信頼 、 さ きら に は 若い 背信 な ど を 経 の 験 し 、 成長 し て いく 。 ーーA
と っ て の 父親 の ゲン ドウ は 、 ある 種 の 障害 と な っ "また 、 作 品 の 登場 人 物 た ちの 多く が “家族 "と の に 何ら か の 間 題 を 持っ て いた
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上 劇場 版 の クウ ライ マッ クス で 、 レ イ と 融合 を 果 し た リリ ス 。 雲海 を 突き 抜け る ほど の 巨大 な 身体 、 毒々 し い 空 の 色 、 宗教 的 儀式 を 匂わ せる 文様 の エフ ェクト な ど 、 悪夢 的 不条理 感 漂う 異彩 を 放つ シー ン と な っ て いる 。 こう し た 絵 作り も 、『 エ ヴァ 」 な ら で は の オリ ジ ナ リティ 溢れ る も の で ある 。
— N 第 拾 参 話 よ り 、 ハ ッ キ ング され た MAGI の 状況 を 示 す モ ニタ 。 赤 色 の 増殖 する 演出 で 、 ビ ジュ アル 的 に も 危機 感 を 煽っ て いる 。
第 拾 作 話 より 。 夕 景 の 中 、 漆黒 の EVA の シル エッ ト と 敵 の 体液 で こ な っ た 手前 の 川 と の 強烈 な コン
トラ スト が 、 戦い の 凄惨 さ を 表現 し て いる 。 従来 の 作品 で は タブ ー 視 され る 傾向 の あっ た 残虐 的 な 戦闘 シー ン 、 モニ タ 表 示 を 利用 し た サス ペン ス 演 出 、 観念 的 で 不条理 な 画面 構成 な ど 、 エヴァ に は 斬新 な シー ン が 多かっ た 。 それ だ け に エヴァ は ビジ ュ ア ル 面 に お いて も 、 その 後 の 作 品 に 多大 な 影響 を 及ぼ し て いる 。 放送 か ら 10 年 以上 経っ た 現在 も る 、 その 影響 力 は 強い 。
終末 論 的 な カタ スト ロフ ィ を 連想 させ る セカ ンド イン パ クト 。 発生 日 時 で ある 2000 年 9 月 13 日 も 含め 、90 年 代 | 後半 の 作品 らし い 世 紀 末 を 意識 し た 設定 と いえ る
宗教 的 な 設定 を 象徴 する OP の セ フ ィ ロ ト の 樹 。 作 品 は リア ル 志 向 の メカ SF な が ら 、 オ カル ティ ズム の 要 素 が 多く 含ま れ て いる の も 特徴 で ある 。 = エヴァ は 、 90 年 代 に マイ ノリ ティ に な りつ つ あ っ た 巨大 ロボ ッ ト ア ニ メ に お いて 、 テ ー マ 的 に も ビジ ュ アル 的 に も 、 新た な 突破 口 を 開く べく 企画 され た 。 その た め 、 従 来 の アニ メ に は な い 新た な アプ ロー チ が 閥 重 に も 試み られ て お り 、 その 多く が 企画 当初 より 練 ら れ て いた こと が 35 ペ ー ジ に も お よぶ 企画 書 よ り 読み 取れ る 。 エヴァ と いう 作品 が 今 な お 煙 き を 保つ 理由 は 、 ロボ ッ ト ア ニ メ の 新た な 魅力 を 引き 出 そ うと する 気概 と 熱意 が 、 その まま 映像 と し て 結実 し て いる か ら と いえ よう 。
©GAINAX・ カ ラー/Project Eva. ⑤GAINAX・ カ ラー/EVA 製 作 委員 会
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